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なんだこいつら ページ4

トリックside

着港で暇潰しに訪れた大きなお屋敷。


窓が開け放され、無防備だと思ったから行ってみたら、そこの譲さまに『海賊になりたい』なんて言われちまった。




しかも可愛い泣き顔で...。


これは一度船に連れてってみようと思い、俺はこういった。


「船に行って船長に交渉しよう。」



こんな綺麗なレディは見たことなかったからな。
仕方ないだろ。


だが、部屋を出たきりなんも喋らなくなっちまった。


「なぁ、レディ。」

『僕ですか?』

「お前しかいないだろ。名前は?聞いてなかっただろ?」

『あ、えっと僕...キーナって言います』

「キーナか、わかった。いい名前じゃねぇか。」


俺がそう言って少し微笑むと、キーナは俯いた。


「あー、俺なんか変なこと言ったか?」

『そ、そんなことないです...!あ、ありがとうございます...。』

「お、おう...。あ、あれが俺達バルボッサ海賊団の船。ブラックパール号だ、」


随分キラキラした目で船をみるキーナは子供みてぇだ、可愛い。


キーナside

トリックさんが指差したのは大きな黒い船。
<ブラックパール>と言うらしい。

ついかっこよくて見とれていたらトリックさんから「船長室に行くぞ」と言われた。


そこで船長に僕が船に乗っていいか交渉するんだって。


船の甲板を進んでいると、片手に水晶を持った海賊がこちらへ歩いてきた。

「おぉいトリックー。この美しいレディはどこから盗んできたー?」

怪しげな笑顔を浮かべながらその海賊は言った。

「レディが自分からいきたいって言ったんだよ、ホラウソー。まだこの事皆に言うんじゃねぇぞぉ?」

「言うさ!」

言わないでほしい...。

こう思っていたらホラウソーさん(?)はこっちを見て

「嘘さぁ!」

といった。よくわからない。


船長と呼ばれる人に話をしに行くんじゃなかったのでは..?
_______________
どうも作者の愛透です。
いやぁ、船長の下り苦手なんですよねボッサ様のしゃべり方わかんないやぁ!
そういえば、後1ヶ月で美しくも妖しい季節ですね。楽しみです。
と言うわけで、展開を悩んでいる次のお話まで、待っててください(大声)
_______________

交渉。そして入団。→←僕を海賊に…



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結架(プロフ) - 結架やで ええなこれ めっちゃ好き (2019年9月7日 22時) (レス) id: 51078d5ff2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいす | 作成日時:2019年8月7日 22時

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