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お渡し会。 ページ1

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___推しと話す。

そんな機会は人生において何回あるのだろうか。


今日は藍くんの写真集イベントだ。

今後お渡し会なんて開いてくれるかわからない。私はこのイベントが発表されてから今日のために頑張ってきた。

時が過ぎるのは一瞬で、あっという間に私の番が来た。


「あれ、」

「いつもライブで前列に来てくれてる子だよね?」

「応援ありがとう、これからもよろしくね」


私は一言も話すことができなかった。まさか覚えてくれているだなんて、そんなことあっていいのだろうか。

気付かないうちに涙を流してしまっていた。

次の機会があったら絶対に好きと伝えよう。




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作者名:ゆちゃん | 作成日時:2019年2月23日 10時

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