【銀魂】沖田兄弟の受難【男主】

12話 ページ14

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「副長!!
総也さんが来てるって本当ですか？！」

「…ああ、近藤さんが呼んだらしい。
まだ姿を見てねェが、部屋にでも居るんじゃねーか？」


もう大分短くなった煙草を吹かす副長の横を「失礼します」と言って通り過ぎると、今日から暫く総也さんの部屋になったらしい部屋の前に立った。

軽くノックしてみても中から返事はなかったので、そっと襖に手を掛けてみる。

そろりと覗いた部屋の中には、優しい目で沖田隊長を撫でる総也さんの姿があった。ああ、やっぱりこの人はお兄さんなんだな、なんて。




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数秒後。

部屋を覗き込む俺に気付いたのか、総也さんは口パクで俺の名前を口にすると、人差し指を唇に当ててシーと合図した。

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