34！夢主さん ページ43
今はリリアちゃんにお城を案内して廻っている最中である。
リ「先輩、あそこ、なんですか…？」
『え？あぁ、あれね。
昔は何かに使われてたらしいんだけど、昼間でも薄暗くて気味悪いから今はもう物置になってるよ。』
リリアちゃんが指差したのは城のとなりにある古ぼけた塔だった。
リ「気になります！行ってみましょう！」
何故だかリリアちゃんが興味津々なので連れていってあげる事にした。
『ほらただの物置でしょ？ここにあるのはほぼ使わないものだし、誰も近づかないから埃がすごくて…。
ひとらんなんかは特に近づかないよw』
リ「へぇ…ここなら…」
『？次にいこっか』
リリアちゃんに背を向け、部屋を去ろうとしたその時。
ｻﾞｼｭｯ
飛び散る紅い花弁…否、血である。
『…え？リリアちゃん!?何してるの!?』
リ「いやぁあぁぁっ!?やめてください先輩！」
『はい!?』
ん！？何事かな！？
なんとリリアちゃんは、カッターで自分の腕を切りつけたのだ。 痛そう…。
『え、ちょ、とりあえず医務室に…！』
ｻﾞｸｯ
『っ…！…リリアちゃん…？』
戦地に赴く事が多いため、痛みはそれほど感じなったが、
肉を切られた感覚。
頬を伝う生暖かい液体。
リリアちゃんに顔を切りつけられたのは明白だった。
リ「あっは！醜い顔ですね先輩！そんなんじゃあもう幹部様をたらすことなんて出来ないですよね！」
状況が飲み込めないまま立ち尽くしていると、
リリアちゃんがインカムに手をかけた。
リ「だ、誰か助けて！物置の塔で先輩に襲われてるんです！」
全員通信だったようで、すぐに幹部の皆が集まった。
Gr「!?これはどういう事だ！」
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革ベルト
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タマゴノカラ(プロフ) - 竹様、ありがとやん(泣) (2019年8月13日 6時) (
レス) id: b6146e307b (このIDを非表示/違反報告)
竹 - ええ話やん(泣) (2019年8月13日 0時) (レス) id: af0e5b52c1 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - すず様、*空月白/白猫*、リクエストありがとうございます！了解致しました！ (2019年8月2日 11時) (レス) id: b6146e307b (このIDを非表示/違反報告)
*空月白/白猫* - またリクエストなんですけど、幹部達が夢主ちゃんの事を無視してその時の夢主ちゃんの反応が見たいです！(自分でも何言ってるか分からなくなってきた) (2019年8月2日 6時) (レス) id: 3c38dcb0f2 (このIDを非表示/違反報告)
すず - えっとリクエストで突然夢主ちゃんが皆の前から姿を消して１ヶ月後に姿を表した夢主ちゃんに対しての幹部皆の反応が見てみたいです！ (2019年8月1日 16時) (レス) id: 621ea9ecb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2019年7月14日 7時
