今日も、これからも。【2BRO.】 (ページ40)

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何してんだ！？ページ40

おついち side

お｢んっ...あぁ...｣

身体のあちこちが固まっている気がして大きく伸びをする。私もおっさんですからね、えぇ。

今日は兄弟宅で編集。自宅でやってもいいんだけどね、夕方から3人で動画撮るらしいから朝イチで乗り込んで居座っている。

私1回編集始めちゃうといつの間にか半日経っていた、なんてことがざらなんですよねぇ...。

お｢今日はこれとこれ...明日はこれを公開。明日の夜は生放送して...うん、兄者も明日は生放送だったかな｣

直近の予定を確認した後、とりあえずコーヒーでも飲もうかしらとリビングに向かう。

最後に時計を見てから軽く6時間は経ってるしついでに何かお腹に入れようとリビングの扉に手をかけたところで、中から人の話し声が聞こえていることに気づいた。

昼過ぎ...Aちゃんが起きてきたのかな？と思いながらリビングのドアを開けかけたがドキっとするような会話が聞こえてきて、思わずその手が止まった。

兄｢うわ、とろとろ...もう食べていい？我慢できねぇ｣

『ちょ、兄者さん顔ヤバいことになってますよ...ていうか指突っ込まないでください...』

兄｢いやぁあまりにもとろっとろだったから思わず(笑)やっぱ中あっついわ｣

『その無邪気さ、弟者さんと兄弟ですね...火傷しないでくださいね？ていうか生はダメですよ、お腹痛くなったらやでしょ』

兄｢や、でもほら、ちゃんと生でいけるやつもあるじゃん？あれの類なんじゃないの？｣

...え？？？

何してんの？え、嫌なんだけど、え？兄者何してんの？Aちゃんとそういう関係？お母さん許さないわよ？？(混乱)

リビングの扉は廊下側からは押すタイプになっていて、右手側はソファ、扉の目の前がダイニングテーブル、左手側にキッチンがある。扉の蝶番は左側についているため、今の俺はキッチン側が見えていない。声は左側から聞こえてくる。

『あ、どうせなら弟者さんとおついちさんも呼びましょ？2人より4人の方が楽しいでしょ？』

兄｢えー独り占めしたい...せっかく俺の...｣

『確かに兄者さん大好きですもんね...でも！2人に内緒なのはなんとなく罪悪感が...』

心なしかしょんぼりした声の兄者と困ったようなAちゃんの声。

いやどういうことよ！？え、何4P所望なの？あれ待って俺こんなこと考えてていいのか、いや良くない！(反語)ていうか兄者はAちゃんのこと大好きなの！？

あぁもうこうなったら！！！

お｢ちょっと待ったぁあ！！！｣