【NARUTO】月下の紅時雨２ (ページ3)

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柵ページ3

夢主視点

ﾂﾅﾃﾞ
「契約は上手くいったようだな。
これからお前には、
しばらくガイのもとで修行を行ってもらう」

『わかりました』

よかった、ガイ先生なら信用できる

まあ、私の監視が主だろう

(これは、今までより不自由かもねぇ…)

ﾂﾅﾃﾞ
「しかし、まだ完全に安定しているわけでは
ないだろう？くれぐれも、無理はするな。
ネジ！しっかり見張っておけ！」

ﾈｼﾞ
「はい」

監視はともかく、複数名での任務だ

ソロ任務なら、
自分の身を守るだけでよかったが、
単純に、守らなければならない人が増えた

(もう、私のせいで
傷つけさせたりなんてしない)

そのためには、みんなと距離を取らなくては…

誰も、私を顧みないように

ーーーーーー

ツナデ様を見送ったあと、
彼が私に話しかけてきた

ﾈｼﾞ
「リサ」

『…何です？』

ﾈｼﾞ
「次にお前がいつ暴走しないとも限らない。
そうなったときのために確認しておく。
わかっているとは思うが、
《味方にだけは攻撃するな》」

そう言うと彼は、私を振り向くことなく
立ち去った

しかし、彼の言葉に、
私は納得できないのだが…

『彼のなかで、
あれは命令にカウントされないのか…？』

でも、

『ありがたい、命令だ』

不安感が少しだけ和らいだ

彼を信じたことは間違いではない

『それだけわかれば、今は充分かな』

そう呟くと、彼の後を追い、
私もその場を後にした…