4度目の人生､波乱万丈な話｡【暗殺教室】【男主】

特権と普通 ページ27

弥「何が入ってるとかは言えないんですけど絶対俺が必要なやつが入ってますからね!!」


そん時は呼ぶなり見るなりして下さいね!!すぐに若の元まで走ってくんで!!と言う弥におん…と力なく返事する｡

多分弥のセンス的にろくなん入ってへんからなんも期待せんとくな｡←

というかそういうん出場者に言うてもうてええん??俺ある程度何入っとるんか予想つくで??()


弥「若の姿めちゃくちゃキレイに撮れるように一眼レフ構えてときますね｡あ､話変わるんですけど」

『マシンガントーク一旦やめよか??』

弥「息します??ヒッヒッフーですか??」

『何生もうとしとるん??深呼吸して????』


元気な膝小僧ですよーってか??



…


……寒いなぁ…もう冬かぁ…(遠い目)

殆ど息継ぎなしで次の話に移ろうとしたのを遮って頼むから､と付け加えると噎せるまで息を吸う弥に俺は末期と診断を出した｡←

マシンガントークとボケてくるのは弥にも関西の血が流れているんだと分かるが普段の勢いが凄すぎていつもそこが抜けてしまう｡

まぁそんな俺の弥に関する話は置いといて｡

熱が大分落ち着いた弥に改めて話の続きを聞くとなんでも俺の事を応援する時になんて呼んだらいいのか聞きたくて､らしい｡

是非とも呼ばないでいて欲しい(((


弥「だって僕若の事若って呼んでますけどそうやって皆の前で呼んだら…呼んだら…」


俺が何かしら良いとこの子か､若から若頭まで連想されたらヤクザの子かもしれんって察されるかもしれんって事か｡

なんて考えて弥の事をちょっと見直していたが弥は今まで一緒に過ごしてきてずっと思っていた通りの人間だった｡


弥「僕の特権無くなるじゃないですか!!!!!!!!」

『見直した俺がアホやった』


くわっ!!と効果音が付きそうな顔と勢いで大きい声でそう訴える弥｡普通の人にやったら鼓膜破れるからやめような｡

使用人さんとか部下さん達も俺ん事若って呼んどるから弥だけの特権ちゃうし｡

あれか､学校で若って呼ぶんは自分だけで居りたいから他の皆と若呼びしよっていう思考が無いんか｡

やっぱ弥は今まで見てきた弥だけで構築されとるんやなぁ…とまた謎に1つ学んだその時､扉が開く音がした｡


『学秀こっちやで』

学秀「ん」

弥「なんで浅野先輩我が家面してるんですか?!チャイム鳴らして下さいよ!!」

『お前ん家でもないわ』


あと出て行けとか言わん辺り実はそんな仲悪ないやろアンタら｡





┈┈┈┈┈

なんだかんだで割と仲は悪くない弥と学秀｡

問題の当日→←まず落ち着け

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