4度目の人生､やっぱ慣れない話｡【暗殺教室】【男主】

ぷるんぷるんの刃 ページ34

茅野「愛情込めて作ったプリンを爆破なんてダメだー!!」

「ちょ､落ち着け茅野!!」


痺れを切らしたのか遂に声を張り上げてプリンの元へ行こうとする茅野ちゃん｡

待て､待つんだジョー!!(??)


「プリンに感情移入してんじゃねー茅野!!フッ飛ばすために作ったプリンだろが!!」

茅野「いやだ!!ずーっとこのまま!!校庭にモニュメントとして飾るんだい!!」


腐てまうわ!!!!

心の中で思い切り叫んでいると皆も思っていたようで声を揃えて腐るわ!!と茅野ちゃんにツッコミが入った｡

初めての皆との共同作業ね…////←

俺も茅野ちゃんを止めない訳にも行かんので宥める程度だが軽く茅野ちゃん抑えていると


タコ「ふぅ｡ちょっと休憩」


と､殺せんせーのそのセリフが聞こえてきた｡

皆が一緒にえっ……と言ってそちらの方向を見ると土がところどころ付いている殺せんせーがおでこを拭いながら休憩していた｡

そんなんしたらおでこも汚れ…あ､汚れた()


タコ「異物混入を嗅ぎ取ったのでねぇ｡土を食べて地中に潜って外してきました」


というか体の構造上食べなアカンからな｡

シンバみたいになった殺せんせーの土を食べました発言に皆は地味に困惑気味だが殺せんせーは話を続ける｡


タコ「そしてプリンは皆で食べるものですよ｡きれいな部分をより分けておきました」


目を向けるとそこには取り分けられたあのプリン｡

口に入れれば卵の風味とフルーツの香りが口いっぱいに広がって皆は顔を明るくする｡


茅野「ふふ｡本当の刃は親しい友達にも見せないものよ」


茅野ちゃんがそう言うのを小耳に挟む｡

思えばこの時から少しずつ侵食されていたのかもしれないな､と冬の出来事に思いを馳せた｡

…と､いうのはほんの数秒で俺は五条にあげたら喜びそうやな､と思いながらプリンを食べていた｡←

やっぱ五条召喚するしかないな…←


茅野「また殺るよ｡ぷるんぷるんの刃だったら他にも色々持ってるから」


"ぷるんぷるんの刃"…ね｡

…今この場で皆と談笑しながらプリンを食べている目の前の彼女は一体誰なのだろうか｡

いちごが酸っぱく感じた思い出プリンだった｡




…あと俺あんま甘いの好きちゃうからちょっとでええからデスソース掛けてええ??(((

フリ ランランラン♪→←暗殺当日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す