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書類と戦い始めて20分。
三郎「1年生ども、気をつけろよ？扶桑先輩は今は優しそうな顔してるが結構怖い。私は前にちょっと変なこと言っただけで怒られたからな。」(委員会見学 の段参照)
勘右衛門「饅頭取られるしね。」
おっとー、聞き捨てならんな。だいたいあれは三郎が悪いし。
A「そこー、聞こえてますよー。」
2人「何の事だか。」
もう相手にするのも面倒になってきた。こんなことやってたらまじで終わんないよ…なるべく今日中にやんないとなのに。
はぁー、肩が痛い。ずっと同じ姿勢で書いたりしてるからだろうか。どうにも集中できない。少し息抜きでもしよう。
A「ちょっとお茶入れてくる。」
彦四郎「ぼ、僕がやりましょうか？」
彦四郎…あなた本当にいい子ね…。5年生とは比べ物にならない。見習って欲しいわ。
A「ありがとう、でもいいよ、私がやる。自分の仕事やんないと終わんないでしょ。」
ーーーーーーーーーーーー
〜尾浜勘右衛門視点〜
扶桑先輩が部屋をでて、委員会室には俺たち4人だけになった。
勘右衛門「……まぁ、さっきのは建前で。扶桑先輩は、いい先輩だよ。な、三郎？」
三郎「……そうかもな。今だって、私たちの倍以上の数の書類を受け持ってくれている。」
先程まで先輩が座っていた机を見ると、そこには俺たちのとは比べ物にならない量の書類が山のように積み上がっている。
あれを1人で片付けるつもりなのだろうか。
三郎「まぁ、いろいろ適当なところはあるがな。あとたまに凄い悪い顔してて怖い。」
勘右衛門「あの顔のときはだいたい余計な悪巧みしてるときだ。」
あの人、真面目そうに見えて結構そういうイタズラとか好きだよな。だいたいの場合被害者は潮江先輩で、たまに立花先輩で。なんて、言い合って、俺と三郎は顔を見合わせて笑った。
庄左ヱ門「おふたりは、扶桑先輩のことが大好きなんですね。」
2人「……え？」
庄左ヱ門の口から出た言葉に、俺たちは目を丸くする。
彦四郎「委員長の話をしてるときの先輩方、凄く楽しそうでした。」
え、そうなのか？確かに尊敬できるとかは思ってたけど、急に好きとかなんだとか言われると…。
三郎「…まぁ！とにかくあの人は結構頼れる先輩だからな。お前らも何かあったら頼るといい。きっと力になってくれる。」
勘右衛門「あっ、もちろん俺たちのことも頼ってくれよ！」
後輩2人の言葉に上手い返しが思いつかず、俺たちは無理やり話を終わらせた。
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ベアちん(プロフ) - たうふ★さん» コメントありがとうございます。そのお話私も描きたいなーって思ってたんです！！リクエストは順番に消化してくのでちょっと時間がかかると思うんですが、楽しみにしていてください！ (2021年11月2日 23時) (
レス) id: e1de9352a4 (このIDを非表示/違反報告)
たうふ★(プロフ) - はじめまして！リクエスト失礼します！夢主ちゃんが拐われて、仙蔵がボロボロになりながらも夢主を助ける（語彙力）というお話が見たいです！ (2021年11月2日 20時) (レス) id: 875905f17e (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 久々の更新だ〜！待ってました！学園長…思い付きをやめてもらいたい…！ (2021年10月26日 23時) (レス) @page46 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 私のコメントありがたい！←調子に乗るな(＾言＾)これから、たくさんコメントしますね！ (2021年10月12日 20時) (レス) @page45 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
ベアちん(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます。リクエスト大歓迎です！心得ました！少々遅くなるかもしれませんが気長にお待ちくだせえ…。 (2021年10月12日 7時) (レス) id: e1de9352a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベアちん | 作成日時：2021年7月19日 14時
