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A「……いやあまさか…こんなに早くクリアするとはねぇ…」
忍術学園をでて30分。町に着いた瞬間、
「あら、お兄さん男前ねぇ。そちらは彼女さんかしら?ちょっと見ていかない?」
私の条件達成。紅を売っている店のおばさんに声をかけられた。
A「いえ、この子は私の妹でして。」
おばさん「あらご兄妹で!仲がいいのねぇ〜。さぁさ、綺麗な妹さんに似合う紅が揃ってるわよ。」
ここで喜八郎の条件達成。はっや。
喜八郎「はあ……僕はそんなことより早く穴を掘rモガッ」
私は慌てて喜八郎の口を塞ぐ。
全く……!さっき条件を達成したのにここで何か変なことを言ったら水の泡。文次郎たちと仲良く補習なんてごめんだ。
A「はは、すみません奥さん、私たち用事がありまして…!また時間があるときに伺います。……ほら綾子、行くぞ。」
おばさん「あらそう?残念だけどまたいらっしゃいね〜。」
そう言って私たちは店を立ち去った。ちょっと変な顔されたけどセーフ!これはセーフだ!
という訳なんですね。
ということで、早々に条件達成して暇なので私たちは今茶屋で休憩しております。
A「さて、そろそろ学園に戻ろう。勘定を済ませてくるから、綾子は外で待っていてくれ。」
喜八郎「はぁーい。」
お茶を飲んでゆっくりと休んだところで、席を立った。そして、お店の人に2人分のお茶と団子の代金を払って外へ出た。
ふっ、これで学園に着けば忍務完了。さすがは私。完璧だっ。(仙蔵風)
女性「ちょっと、やめてください!」
ん?外へ出ると、女の人が叫ぶ声が聞こえる。
何か揉めているのだろうか。なるべく面倒事には巻き込まれたくない。ここはスルー……。綾部に声をかけて背を向けて歩き出す。
男「へへっ、良いじゃねぇかお嬢ちゃん。」
……す、スルーだ。
女性「触らないでください!」
……スルースルー。
男「あ?逆らうつもりか?女だからって容赦はしないぜ?」
男が女性に向かって拳を振り上げる。
あぁ、駄目だ。
A「綾子、ここで待っていろ。」
私は女性のところへ向かって走り出した。
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ベアちん(プロフ) - たうふ★さん» コメントありがとうございます。そのお話私も描きたいなーって思ってたんです!!リクエストは順番に消化してくのでちょっと時間がかかると思うんですが、楽しみにしていてください! (2021年11月2日 23時) (レス) id: e1de9352a4 (このIDを非表示/違反報告)
たうふ★(プロフ) - はじめまして!リクエスト失礼します!夢主ちゃんが拐われて、仙蔵がボロボロになりながらも夢主を助ける(語彙力)というお話が見たいです! (2021年11月2日 20時) (レス) id: 875905f17e (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 久々の更新だ〜!待ってました!学園長…思い付きをやめてもらいたい…! (2021年10月26日 23時) (レス) @page46 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 私のコメントありがたい!←調子に乗るな(^言^)これから、たくさんコメントしますね! (2021年10月12日 20時) (レス) @page45 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
ベアちん(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます。リクエスト大歓迎です!心得ました!少々遅くなるかもしれませんが気長にお待ちくだせえ…。 (2021年10月12日 7時) (レス) id: e1de9352a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベアちん | 作成日時:2021年7月19日 14時