あの音を掴んで。【ヘタリア】

12曲目。 ページ17

アーサー視点



















今日は土曜の部活。新入部員が加わって賑やかになった、吹奏楽部。


音楽室を開けるのは副部長である俺の役目。






なのに寝坊した。昔の夢を見たんだ。






俺は5人兄弟の下から二番目で、3人の兄には嫌われていた。父親も母親も兄と弟を愛した。


兄弟と、他の人間と何が違うのだろうか。



英「俺だって、俺だって、俺だって、俺だって…！」
そう思ってたくさん努力した。中学だって私立だった。

“報われない努力はある”



そう知るのは遅くなかった。

どれだけ頑張っても認めてもらえない、そのことを理解した瞬間に世の中が嫌になってグレたりもした。


グレた中での楽しみがトランペットだった。音楽が希望だった。

なんとかグレを直して音楽で有名な創音学園に入学した。




振り返っても、思い出しても、夢を見ても。こんな人生歩んだやつ中々いねぇだろうな、と思う。





でも、こんな人生を歩んでいるからこそ今があって。


この人生は俺が主人公の俺だけの物語。この物語を誰かに自慢できるようになりたいと思う。









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新作！(掛け持ち作りすぎワロタw)


http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Jdhuxgsga/
↑ヘタリアではありません。
　作者の実体験で恋愛もの。是非読んで共感していただけたら…！

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