Actor&Voice 4

アンナチュラル ページ37

※かなり飛ばす上にかなり簡略化してます。
ドラマ見てない方は分かりにくいかも…
読みにくかったらすみません＜(_ _)＞







＿最終回＿





神倉「週刊ジャーナルに時折、妙に内部情報に詳しい記事が出ていたんです。

先日も補助金の不正使用を糾弾する記事が出るところでした」


折谷「不正使用…？」

神倉「もちろん言いがかりです。


ですが、放っておける段階では無くなって来た。


そして、この本。出版社は週刊ジャーナルと同じです。このことから、自ずと答えがでてくる。」


松重豊が本をもって歩き出し、窪田正孝の横で止まる。


神倉「久部くん…


久部くんが週刊ジャーナルと通じてるんですね。」



全員が沈黙する



東海林「…や、所長！ないない！ないですって！だって六郎ですよ？へっぽこ六郎！

違うよね？」

無言で下を向く窪田正孝


東海林「嘘だよね。」

三澄「東海林…」

東海林「いや、だって」


久部「すみません」



A以外の全員が窪田正孝に目を向ける


久部「すみません…言えなくて」


東海林「…どういうこと？…いつから？」



久部「…」



東海林「黙ってちゃわかんない！」

久部「…ここで、、バイト募集してるって、編集部の人が」


東海林「最初から？！信じらんない！！」



久部「辞めたんです。ちゃんと辞めて、」


市川実日子が窪田正孝に掴みかかる


久部「UDIで働きたいって、だから！」



東海林「あんた、最悪！！

大体、のんちゃんに失礼だと思わないの？！真面目に法医解剖医目指して、バイトしてるのんちゃんに…」


Aは黙って俯いている




中堂「菌の話は？話したのか…宍戸に」

久部「宍戸さんが犯人だと思って問い詰めたんです…その時言って…多分それが高瀬に…

少しでも…役に立てたらと…」



中堂「役に立ったな。おかげで高瀬が逃げおおせる」


久部「ごめんなさい…中堂さんがずっと追ってた犯人なのに…


東海林さんずっと信用してくれてたのに…

のんちゃんがずっと真面目に、法医学者目指してたのに

UDIを、神倉さんが守ってきたの、ずっと知ってたのに…


…ミコトさんが、たくさん、たくさん助けてくれたのに…」


窪田正孝が立ち上がって頭を下げる


久部「ご迷惑をお掛けして、本当にすみませんでした…。」



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