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2話中「残り」 ページ6

ネ「俺達の..その...ぅぅ...」
〜話すことが少し苦手なのか、ちょっとしどろもどろだ〜

カ「はぁ、ネイが言いたいことはな」
〜一つため息をし、カラットさんが説明してくれた〜

貴「え、30日たったら、この世界全部消えるってこと?」
カ「まぁそうだな」
貴「本当に?本当に全部?」
フ「あぁ、全部だ」

〜何故わかるのかは皆教えてくれない〜
〜その日がきたら...私も...〜

貴「私も死ぬの...?」
〜全身が凍りついた気がした、怖いと思ってしまった〜

ホ「大丈夫です!貴方は帰れます!」
〜元気づけるように言った、でも帰れるってどういうこと?〜

貴「帰れるって?」
フ「人間世界に決まってるだろ」
貴「なんでわかるの?帰り方知らないのに?」
フ「知ってるから言うんだ」
〜どういうこと?意味がわからなくなってきた〜

ネ「とりあえず..これ..飲みながら...聞いてて?」
〜ネイ君は混乱してる私にミルクコーヒーをいれてくれた〜
〜一口飲んでみると、優しい味がして美味しい〜

カ「なんつーか、俺らもここの国出身じゃねぇって話は覚えてるか?」
貴「そんなこと言ってた気が...」
カ「まぁいい、俺らは自由の国出身でさ」

カ「ガキの頃、とんでもねぇもん見たんだよ」
貴「とんでもないもの?」

フ「皆はこう言う『謎の穴』、『運名の穴』」
フ「俺らはその穴に入って、気づいたらここ、監獄世界にいたんだよ」

フ「その穴に入れば、別の世界、または国へ移動できる」
フ「海夜さんと色夜さんが気絶してるお前を連れて、その穴で移動したんだ」
貴「そうなの!?初めて知ったよ...」

貴「え、じゃあ質問、今は帰れないの?バレちゃう?」
カ「まぁな、今から出てったらすぐお前を探すことになる」

カ「それに...何故かその謎の穴が見つからないんだ」
貴「え、なんで?じゃあ当日見つからなかったら...」
〜やっぱり私...と思ったら〜

ネ「大丈夫、30日経ったら見つかる、君を死なせたりしないから」
貴「え、ネイ君...?」
〜少し声が大きくなったネイ君は私の手を強く握った〜

カ「...」

ネ「俺はもう、まりあさんや、俺の『亡き姫様』のような姿は見たくない」
ネ「俺はこの3人よりも謎の穴のこと知ってるから、安心して?」
〜ネイ君の身に何があったのかは気になるが、真剣のようだ〜

2話後半「29日」→←2話前半「3日目」



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作者名:キリ(6人格) | 作成日時:2017年8月17日 14時

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