8話「12日目、残り20日」 ページ23
〜2日前(7話)はびっくりしたな〜
〜何が起こったかというと〜
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・2日前・
貴「何が起きてるの?」
番「戦争寸前と言った方がいいな。」
貴「え...!?」
〜傲慢の国の兵がここ、憤怒の国を攻めてきたという〜
貴「なんで!?」
番「なんでとはなんだ、理由は1つしかないだろ」
貴「もしかして」
番「俺の首を取りに来たんだろう」
貴「逃げようよ!」
番「罪人の意見は拒否する」
貴「はぁ?!死ぬよ?!」
番「知らねぇよ」
番「おい489番」
貴「何!?」
番「お前だけでもいいから逃げろ」
貴「は!?どこに!?」
番「何処でもいい。とにかく逃げろ。」
番「じゃないとお前、死ぬぞ?」
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〜と言われ、監獄から出ていった〜
〜最初はどこに行こうかと焦ってたけど〜
〜番人さんの執事がいたあの場所へ行ってみた〜
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・森の奥・執事の秘密基地・
貴「はぁ...疲れた...久しぶりに...走ったし...」
〜誰かが居たらと思い、とりあえずノックをしてみる〜
コンコン
貴「誰かいますかー?」
ガチャ
貴「開いてる...」
〜中を見ると...〜
貴「あ、コップが...」
〜出ていった跡がいくつかある〜
〜焦っていたのか落ちているコップの中にある水が零れている〜
〜ダーツっぽい奴にナイフが突き刺さった跡が付いている、まだ新しい〜
〜武器を磨いていたのかハンカチの様な物と少し大きくて太めの針の様な物が置いてある〜
〜よく見るとハンカチの端が少し色が違う...恐らく毒だろう〜
〜たぶんこの家にいたのは3人だろう〜
〜と、推理をしていると〜
ガチャ!
貴「っ!?」
ホ「あ!Aさん!ここに居たんですね!」
〜なんと少し傷を負った狐のホック君が帰ってきた〜
貴「皆は?今どういう状況?」
ホ「戦争は一旦終わりました、皆さん無事ですよ」
貴「ほんと?良かった...」
ホ「Aさん、お怪我は無いですか?」
貴「大丈夫だけど、ホック君の方が」
ホ「俺は平気です!」
〜と、安心させるために可愛い笑顔を見せてくれた〜
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〜結局その後、監獄に戻って〜
〜番人さんに見つかって、また牢屋へ〜
〜昨日は普通の日常になっていたが〜
〜番人さんの顔は見ていない〜
残り20日
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作者名:キリ(6人格) | 作成日時:2017年8月17日 14時