私と愉快な思念体sダイアリー【28】 (ページ42)

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とある夜の話２【ダイブ?記録】(6/19夕) ページ42

前回の続き！

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・折角のデートなのだからと､髪や服を乾かした後でドレスアップさせてくれた

(この時の私は向こうで「なると」のイラストが沢山プリントされた上下スウェットを着てた)
↓
(シックな黒を基調とした大人っぽいドレスワンピースだった｡相変わらずサイズぴったりで怖いわ……)

あのスウェット､ルー君にはダサいと言われたが意外と可愛いんだぞ！( ；∀；)

・彼はいつも通りの服装(黒ローブ)だ
った
(彼曰く､
「女の子は着飾った方が可愛いから｡男は良いんだよ｡それに俺は何着てても格好良いでしょ？」
だそうだ……自惚れ野郎め……)

――――

☆ウソとホント

いつもよりも優しい雰囲気の中､彼とのお喋りをまったり楽しんでいました｡
私がある時､彼の元奥さんの話を聞きたいと言ってみたんです｡

詳しい話は省きますが､その婚約はお互いの同意の上で行われたものでは無いそうです｡
交際すっ飛ばしてからの超スピード婚で、仮面夫婦だったそうなのですが3ヶ月で破局してしまったと…

「彼女の事は好きだったのか？」と聞いてみましたが、
少し考えてから「分からない」と言われました。
しかもその彼女には他に想い人が居たとかで……

その後､私は「私の事を好きだと思ってるのか」と訊ねました。
彼はまた困った顔をして「分からない」と答えました。

嘘でも良いから言って欲しいと頼むと､
耳を澄まさなければ聴こえない程の小さな声で一瞬だけ……囁いてくれました。

……実の所､私は彼の事が「好き」なのですが同時に「分からない」んです｡

だからホントの事を言うと、私もどうなのか分からない｡
自分の気持ちも分からないんじゃ相手の気持ちなんかもっと分かりませんよね……

――――――――

☆ホントの言葉

私は更に訊ねました｡
「私との出会いをどう思っているのか」と｡

すると彼は
「出会わない方が良かった」と言葉を零したのです｡

この時は流石にショックを受けました……
今迄彼と過ごしてきた時間を､全て否定された様な気分でした｡頭がまっしろ………

しかしその後彼から
「出会わない方が良かったけど
君には俺が必要な様に、俺にも君が必要だ」

と言われました｡

まぁビジネスパートナーですからね……恋愛対象としてはどうなんだって感じですけど……

彼の真意は全く分かりませんが……
あれは彼の心からの､【ホントの言葉】なのだろうなと思いました｡

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おしまい！ﾉｼ