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「確かにそうだけどね!?」



「早く行くぞ、A。」



「うん。」



私達は歩き出した。



勝己くんは当たり前のように道路側を歩いている。



紳士だな。



「勝己くんは、海の動物で何が好き?」



「シャチ。」



「シャチが好きなんだ。どこが好きなの?」



「シャチが好きなのはカッコイイ所に決まってんだろ!あの速さとあの形カッコいいんだよ!!」



やばい、シャチのことを熱弁し始めた。
この話題は今後触れないでおこう。



勝己くんのシャチへの愛を聞いているうちに水族館へ着いた。



「おー!やっと着いた!!楽しみだね!」




「A、シャチはもっとすげーんだぞ!」




「もー分かったよ。シャチ大好きなことは。」




「早くチケット買って中に入ろ!!」



「まだ、すげーところいっぱいあんのに。」




「帰る時聞くよ。だから早くチケット!!」




「分かったよ。」



そして私達はチケットを買い、中へ入った。



「どこから回る?勝己くん?」



「Aの行きたいところからでいい。」



「じゃあ、シャチのところから!」



「いいのか、シャチからで。」



「いいよ、私もさっきの話聞いて一度シャチ見てみたいと思ったし。」



「そうか、じゃあ早く行くぞ!」



「うん!」



そこから私達はシャチコーナーに行き、シャチの勢いよく泳ぐ姿を堪能した。
あと、勝己くんがずっとシャチの話をしていたのは言うまでもない。



「もうすぐ、ペンギンのショーだな。」



「うん!めっちゃ楽しみ!!」



「てか、勝己くんってシャチオタクみたい。」



「は?んな訳ねーだろ!!」



「だってさっきシャチのことずっと喋ってたし、豆知識も教えてくれたから。」



「あれは、好きだから調べただけだ。」



「そっか。でも私はそういう一面もあっていいと思うよ。」



「そ、そうかよ。」



「うん、あれどうして顔赤くなってんの?風邪でも引いた?」



「気にすんな。別に風邪じゃねーから。」



「ならいいけど。あ、もう始まってる早く席座ろ!」



「おう。」



私達は、1番前の席でペンギンたちの可愛い姿と芸を楽しんだ。



「ほんとペンギン可愛すぎだよ。」



「ペンギンも悪くねぇな。」



「でしょでしょ?」



そう言って
私がお土産コーナーに行こうとしたとき



「ちょっと待て。Aに話したいことがある。」



「ん、何?」



話したいことってなんだろう?

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小杉 - 続き楽しみにしてます。 (2021年12月13日 18時) (レス) id: 01c1702983 (このIDを非表示/違反報告)
895(プロフ) - はじめまして!とても続きが気になっていてずっと更新楽しみに待っています! (2021年10月15日 6時) (レス) @page32 id: 3df3c77abb (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - レイさん» この作品を好きなってくれてありがとうございます。長らく更新できずすみませんでした。 (2020年12月27日 11時) (レス) id: cdba7d3fe6 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - この作品大好きです!更新楽しみに待ってます!! (2020年12月5日 1時) (レス) id: d87e221303 (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - あーやんさん» コメントありがとうございます!おもしろいと言ってもらえて嬉しいです!!励みになります(≧∀≦) (2020年11月20日 20時) (レス) id: a10e21df5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶畑 | 作成日時:2020年5月22日 14時

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