エンマ大王様の最強の護衛は秘書的存在です

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さてとまずは書庫で赤子の世話の仕方を学ばねば。






『子育てのための第一歩

新生期の赤ちゃんは一日の半分を寝て過ごすのでなるべく目を離さないべし

子育てのための第二歩

赤ちゃんは頭の方が重いので抱っこするときは頭を持って抱くべし


子育てのための第三歩

ミルクを与えたあとは必ず背中を優しく叩き...』






〜数時間後〜


猫きよ「武様何をしていらっしゃるのですか？」





『あぁお前たちか今子育てのための本を読んでいたところだ。』





犬まろ「こんなに読んでいたんですか？」







まぁ備えあれば憂いなしたがらな....



それにしても...




『読みすぎた？』




猫きよ･犬まろ「「読みすぎです。」」





ズバッて言われた



『さてとある程度の知識はついた、そろそろ若様の世話をしなければ。』




犬まろ「何かありましたらいつでも。」



『助かる。』








『若様お食事の時間ですよ。』



エンマ「キラキラ」




やだなにこの子かわいい...





『どうぞ』



エンマ「チューチュー」




もうかわいい過ぎｯ！




エンマ「ｹﾌｯ」




えっ早くね？



まだ５分も経ってないのに




『えっと確か背中を優しく叩いてゲップをさせる？』ﾄﾝﾄﾝ



エンマ「...ｳﾄｳﾄ」




『えっ！？』






ヤバイヤバイ！



ゲップさせないと！


でも強くやってしまったら若様のお体が！






『ﾄﾝﾄﾝ...』


エンマ「...ｳｯ...ｳｩ」






あと少し！





エンマ「スヤ〜...」



『ｯｯ〜〜〜〜！？！？』←声にならない叫び






寝てしまった...


今のうちに着替えさせねば。




『ｻｻｻｯ』





よし着替えは終わったが次は何をすれば





『ペラッ』←保育手帳



寝ているときに少しオルゴールをかける、と





オルゴールはやはり睡眠効果のある音楽がいいな。





♪〜♪〜♪♪〜〜



エンマ「スヤスヤ....」





今のうちにやってはいけないことを見ておかねば。




えっとあとは無理な外出を控えなければな






部下2「武様！」




『シーーー！！』



部下2「ハッ！ﾊﾞｯ」





『ﾁﾗｯ』





エンマ「スヤスヤ....」





『フウー......ギロッ』



部下2「ビクッ」



『どうした？』




部下2「はい、敵が...」





マジか...





『お前は女中に知らせて若様の世話を、俺は支度をする。』



部下2「ハッ！」

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