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eightstep〜懐古〜 ページ9

紫耀side





目を開けると、事務所みたいなとこに寝とった



ぼやけてた視界がよく見えるようになると



隣で光っとる携帯が見えた



電源を入れるとディスプレイには


事務所

向井康二

金内柊真

西畑大吾

永瀬廉

大西流星

桐山照史 他568件



急いで時間を見るともう午後2時58分



リハは今から行っても間に合わん



みんな電話かけてくれたんや……



しばらくすると駅員さんが奥から出てきた


「もう大丈夫?一応救急の人きてもらったんだけどしばらく寝てたら大丈夫だろうって言われて」

紫「はい……もう大丈夫です……ありがとうございました」

「あと、救急の人が必ずかかりつけの病院行くようにって…
なかなか意識戻らないから鞄の中ちょっと見せてもらったら診察券入ってたから
ごめんね?勝手に鞄の中見て」

紫「いえ……お世話になりました」

「気をつけて帰ってね?」




駅員さんにお礼を言ってタクシーに乗って病院に向かった



もう寝たからだいぶ楽だけど


まだだるさは消えない



病院に着くまでの間にマネージャーさんに病院に行くってメールを送った



こんなに遅刻して、リハもまともに出れんくて



俺また追い出されんのかな




なんて悲しくなる






病院に着くと桜井先生にいつもの点滴を打たれた



桜「じゃあそのままあと二時間ね」

紫「なぁ先生……これさ……やってる意味あるん?」

桜「症状を軽くするのには必要だよ」

紫「軽くるだけやん……」

桜「新しい事務所入ったんだって?」

紫「なんで知ってるん?でも、もう……辞めさせられるかも」

桜「俺は止めないよ……自分のやりたいことをやったほうがいいと思うし。
紫耀にはやりたいことをやる権利があると思う。
でも、ちゃんと体調管理はしてね?」



やっぱり



俺はどこいってもダメなんかな




もう一生ここからは出れんのかな

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はるち - 頑張って下さい (2015年10月14日 2時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - コメントありがとうございます!不定期ですが更新頑張ります! (2015年9月5日 1時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 一番好きな小説です!これからも楽しみにしてます! (2015年8月26日 10時) (レス) id: 8dfefb92f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時生 | 作成日時:2015年7月19日 17時

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