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紫耀side
紫「なぁー……返してや台本」
「ダメ!台本渡したら仕事のこと忘れられないでしょ?」
もう二週間も入院してんねんで………
一応点滴してれば数値は安定してるから動けるし
なら早く退院したいわ
何回もこのやりとりをして
諦めてリハビリステーションに行った
鏡張りやしここならダンスも練習できるやろ!
て思ったけどあえなく看護師さんに見つかって部屋に戻されてしまった
部屋に戻ると櫻井先生が鬼の形相で立っとった
櫻「紫耀、ほんとに治す気ある?
約束事守れない患者は受け持てないよ?
絶対安静って言ったよね?」
紫「そんなん……そんなん言うても早くリハ出たいねんもん!
先生に俺の気持ちなんか分かるん?なぁ!」
もう何もかも嫌になって
点滴も外して
外に行こうとしたけど
また先生に止められた
早くみんなと会いたい
早く帰りたい
そう思えば思うほど
ここが嫌になる
ふと、いつも優しい大吾の声が聞きたくなって
大吾になら弱音話してもええかなって思って
夜になってから電話をかけた
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はるち - 頑張って下さい (2015年10月14日 2時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
時生(プロフ) - コメントありがとうございます!不定期ですが更新頑張ります! (2015年9月5日 1時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 一番好きな小説です!これからも楽しみにしてます! (2015年8月26日 10時) (レス) id: 8dfefb92f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時生 | 作成日時:2015年7月19日 17時