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?「義勝??」



義「久しぶり、、、だね」



?「、、、なん、、、で」



よくわからないけど、、、



多分義勝とこの女の人は元々恋人同士?



だったんだよね?



女の人は、「なんで?」



その言葉だけ言ってその場で涙を流し始めた



その姿を見た義勝は、



パッと私の手を離して



彼女の方へと駆け寄って



あー見てられない。



私だってそんなガキじゃない



そこにどんな事情があったって、



大好きな人がほかの女の人の所に駆け寄って



私にするみたいに優しさを与えるのを見るのは



つらい。



私からすればつらいどころの話じゃない



彼女の方に手を回して立ち上がらせようとする義勝が目に入る



それでも立ち上がろうとはしないあの人。



無理だと思ったのか彼女の背中を



さっき私と繋いでいた右手でさすり始める



見てられない。



置いてかれた私はどうすればいい?



見てればいい?



駆け寄ればいい?



泣けばいい?



ちがう。逃げればいいんだ。



逃げる?ちがう。



離れる?



もうわかんない!!



とっさにさっき来た道を駆け出した。

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作者名:まなか | 作成日時:2017年9月17日 23時

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