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電車に乗って、学校の最寄りの駅までつく
太陽の日差しはお昼を示して
私たちの方へふりかかってくる
その光はまだ私を否定してる。
少し高い強めの日焼け止めを塗って
なおかつ長袖の私。
ほんとは私がこの光を否定してるのかもしれない
私の着てる私のサイズには合わなさすぎる
大きめのトレーナーから伸びた
私の親譲りの長細く白い足だけに
涼しい夏風が当たる
親からもらった美スタイル、顔、
これだけが私の取り柄なのに、、、
やっぱり、性格のせいで台無し。
でも、義勝と歩いてるだけで
義勝と話してるだけで
義勝が隣にいてくれるだけで
少しだけ、ほんの少しだけ
自分を受け入れられる気がした。
少し歩いて学校の前に着く
義「え、A、鍵話高校だったんだ!」
貴女「知ってるの?」
義「うん!この向かいのスタジオたまにみんなで練習来るの」
なんだ、近くにいたんだ〜
なんて言って、嬉しそうな義勝
私も嬉しくなる。
学校の時も、義勝が近くにいるって思えば
頑張れるんだろうな
そんなこと思ってたら
誰もいない校舎の方から
聞き覚えのある声。
それと同時に焦り飛び出しそうになる
私の心臓。
りのと、しおり、、、
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作者名:まなか | 作成日時:2017年9月17日 23時