幻王様が人間界に降臨した様です 5

怨みのバレンタイン 7 ページ23

Noside
アキノリ 「今のって空亡ウイルスか？」

A 「うん 空亡ウイルスが残ってる場合があるから感染した妖怪がいるときはそれを祓っているんだ」

トウマ 「ひょっとしてモミーの時も？」

A 「うん」

アキノリ 「よし！それじゃあ探しに行こうぜ！」

皆-アキノリ 「うん！」

〜〜翌日〜〜

アキノリ 「見つからないな…」

アヤメ 「昨日からずっと探しているのにね〜」

チヨコ 「すみません 私がもっと昔のことを覚えていれば良かったんですが…」

ナツメ 「気にしないで もう少し頑張ってみよう」

すると急にハルヤが現れた

ハルヤ 「姫 青春様」

ナツメ A 「！」

ナツメ 「酒呑君⁉」

ケースケ 「またでた！」

アキノリ 「いきなり出てくるなよ いきなり！」

ハルヤ 「ならば今度は徐々に出てくるか」

アキノリ 「そうゆうことじゃあねえよ」

ナツメ 「なにしに来たの？」

ハルヤ 「姫と青春様がお探しの人物はあちらに」

ハルヤが指した方向には男性と女性がいた

皆-ハルヤ 「？」

ハルヤ 「あのご婦人が姫と青春様がお探しの人物です」

ナツメ 「え！」

ケースケ 「あの人が？」

ハルヤ 「その妖怪が生まれたのはざっと50年ほど前のことだ」

トウマ 「50年？」

アキノリ 「よく探し出せたな」

ハルヤ 「姫と青春様のお望みとあらばどんなことでも叶えてみせる」

ナツメ 「ありがとう 酒呑君」

A 「ありがとうございます」

ハルヤ 「！ 姫と青春様に ありがとう と言われるのがこれほど嬉しいとは！」

ナツメ 「大袈裟だって」

〜〜ご婦人たちは〜〜

女性 「今日はバレンタインデーね」

男性 「あぁ そうだったか…」

女性 「これバレンタインのチョコ」

男性 「あぁ ありがとう」

女性 「フフッ」

男性 「？」

女性 「私が最初にチョコをあげた時あなた私のことが嫌いなのかなってとても不安だったんですよ あぁどうも なんてそっけなかったから」

チヨコ 「え！」

男性 「いや…照れくさくてドキドキしとったんだ」

チヨコ 「もしかしてあのおじいさんがあの時の男の子？」

ナツメ 「ってことは2人は結婚したんだ！」

男性 「ずっと好きだった女の子からもらったチョコもったいなくて食べられなくってな 大事にしまっておいたら結局ダメにしてしまってすまなかったな…」

女性 「いいんですよ その代わり今は私を大事にしてくれてるじゃあありませんか」

するとチヨコはアークになりナツメの手に落ちる

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