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さまよえるコマじろう 3 ページ49

Aside
とおばばがお墓の後ろを見ながら言う

アキノリ 「うわ 本当だ」

コマさん 「なんと…」

おばば 「まさか コマじろうが墓から出て来たとでも言うのか?」

ナツメ 「え?」

ケースケ 「なんでそんな…」

おばば 「今になってコマじろうも妖怪なったのかもしれんぞ」

トウマ 「ここは僕が 憑依!幻魔 義経 我に力を!」

義経 「義経 参上」

コマさん 「そんなんで探せるんか?」

義経 「私は妖怪が残した痕跡をたどることが出来る」

すると穴のところから緑色の跡が浮かび上がる

コマさん 「この先にコマじろうが…」

〜〜離れた池〜〜

義経 「痕跡はここで途絶えているが近くにいるはずだ」

コマさん 「すまんの」

そう言われると義経はトウマに戻る

ケースケ 「また池か…」

ナツメ 「確かにずっと水辺だったね」

アキノリ 「おそらくは妖怪になったばかりのコマじろうは水を求めていていくら水を飲んでもその喉の渇きが収まらず人間の血を求める化物へ変貌してしまったんだ!」

ケースケ 「ヒイィッ!」

アキノリ 「そして最初の犠牲者として俺たちはこの池におびき出されたんだ!」

コマさん 「いるのかコマじろう 出てこい!」

ケースケ 「出てこないで!」

ナツメ 「いないのかな…?」

すると辺りに妖気が漂う

ケースケ 「ヒイッ!」

近くの草が揺れる

ケースケ 「な…なに?」

トウマ 「何か来る!」

ナツメ 「コマじろう?」

アキノリ 「いや犬にしちゃ小さすぎる 別の何かだ!」

? 「モ…モ…」

ケースケ 「近づいて来る!」

? 「モ…モモモモ!もんゲーロ!」

と言って草むらから出て来たのは…

アキノリ 「カ…カエル?」

ナツメ 「なにこれかわいい!」

A 「うん!」

コマさん 「コマじろう!」

コマじろう 「兄つぁん」

ナツメ 「え?」

アキノリ 「コ…コマじろうって蛙〜⁉」

コマじろう 「もんゲロ?」

アキノリ 「あのさ本当にこれがコマじろう?」

コマじろう 「もんゲロ?」

トウマ 「犬じゃあないの?」

A 「確かに」

コマさん 「俺は犬だなんて一言も言っとらんぞ」

皆-コマさん コマじろう 「確かに」

ナツメ 「私達 勝手に勘違いしてたみたい」

トウマ 「だね」

アキノリ 「でもなんで今妖怪に?死んでお墓に入ってたんだろ?」

コマじろう 「妖怪になった後冬眠してたゲーロ」

A 「死んでから冬眠?」

コマじろう 「だってオラ蛙ゲロよ」

アキノリ 「いや そうゆう問題?」

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妖姫 - 夢野ひより さんありがとうございます 頑張ります! (2019年3月30日 19時) (レス) id: 6211a0a7da (このIDを非表示/違反報告)
夢野ひより - はまりました!!更新大変だけど頑張って下さい!! (2019年3月30日 17時) (レス) id: e4562b2833 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妖姫 | 作成日時:2019年3月25日 20時

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