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いやわかりやすっ
素直な感情が口から飛び出しかけて、慌ててぎゅっと口元に力を入れた。
｢な、なにいうてんねん！！！そんなんじゃないが！？！？俺がAのこと好きとか、お笑い草ですわぁ！！！｣
顔を真っ赤にしながらそう叫ぶトントン。そんな反応するくらいなら、｢そうだけど何｣って返した方がまだ格好がつくんじゃないか。
｢わかった、わかったから。好き嫌い云々は置いておいて、トントンはこれからも毎週来てくれるの？｣
｢そ、そりゃあ･･･行きますけど｣
モゴモゴ言いながら視線を泳がせる。
｢じゃあ、付き合おう｣
｢･･･････････････は？･･････え？｣
トントンがフリーズした。
数十秒の沈黙の後、口を開く。
｢冗談なら、怒るで｣
｢本気だよ。今回のことで、今までトントンの存在がどれだけ大きかったか身に染みたの。恋愛的に好きかはまだ、微妙だけど･･･｣
｢好きかどうかも分からんのに付き合うん！？理解出来ん･･･｣
｢そんなんだから童 貞なんじゃん｣
ボソッと聞こえないように呟くと、トントンは鬼の形相をしていた。
どうやら聞こえてしまっていたらしい。
ごめんごめんと棒読みで謝ると、｢もう信用できへん！悪いけどさっきのは聞かなかったことにするわ｣などと言い出したので、私も反撃を開始する。
｢いくら私生活がだらしないからって性生活までだらしないと思わないでよ！？ちゃんと人は選ぶから！｣
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甘宮(プロフ) - 明日花さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです〜！頑張ります！ (2022年11月28日 20時) (
レス) id: 7aa9b04f20 (このIDを非表示/違反報告)
明日花(プロフ) - めっちゃタイプな小説見つけた！投稿無理のないように頑張ってください！応援します！ (2022年11月23日 12時) (レス) @page5 id: 2d37ba73d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘宮
| 作成日時：2022年11月19日 16時
