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目覚めると朝4時だった。
風呂も入らずに寝てしまったことに気付いて、慌てて風呂場に駆け込んだ。
自分のポンコツさがそろそろ情けなくなってきた頃だが、ほらまあ、結構いるじゃん。バリキャリの人が私生活はだらしない、みたいなの。
･･･ギャップってやつだ。
当然、その私のギャップに萌えてくれる人はいないだろうが。
そんなことを考えながらシャワーを浴び、今日はきちんと朝ごはんも食べた。
若干時間が余ったので、動画を見て過ごしていたら思ったより時間が経ってしまい、電車に遅れるところだった。
会議とか、仕事の締切には遅れないのに、家だと何故こうもダメなんだろう。
そういう風に今週も仕事をこなし、三食食べ、よく寝てよく運動(通勤)し土曜日がやって来た。
一週間で随分汚くなった部屋で、トントンを待つ。
数十分後、チャイムが鳴った。
ドアを開けた先には、もちろんトントンが。
｢おはよう。･･･そんな浮かない顔してどうしたの｣
トントンは暗い顔色だった。
｢･･･一週間前に俺がめっちゃ綺麗にしてやったんにも関わらず、今では玄関からでも分かる部屋の汚さに驚いてるんや｣
一息で言うと、トントンはズカズカと家に上がり込んだ。
どれだけ私がトントンの努力を無に返しても見捨てない所、大好きだったりする。
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甘宮(プロフ) - 明日花さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです〜！頑張ります！ (2022年11月28日 20時) (
レス) id: 7aa9b04f20 (このIDを非表示/違反報告)
明日花(プロフ) - めっちゃタイプな小説見つけた！投稿無理のないように頑張ってください！応援します！ (2022年11月23日 12時) (レス) @page5 id: 2d37ba73d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘宮
| 作成日時：2022年11月19日 16時
