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12話 気付いた気持ちは抱いてはいけない感情 イルミside ページ15

「奏〜、イルミ〜、買い物に行ってくるから留守番よろしく。」

「おう。」

「うん。」

Aはそう言うと、駆け足で出ていった。
そして俺とこいつは二人きりになった。

「なあ、お前イルミとか言ったな。」
「それが何?」

「Aとはどういう関係なんだ?」

隠さず俺を睨む奏。

「友達以上恋人未満。行くとこないから泊めてもらってる。」

「ふーん…」

疑ってる目。
俺は分かる、そう育てられたから。

「イルミはAの家を知ってるか?」
「知る必要がない。別に興味ない。」

「そうか。」

何なんだろう、イライラする。

「イルミ、俺はAが…」

あ、なんか

「…好きだ。」

わかった。



「…だから何?」



俺はこいつ(奏)が嫌いなんだ。

「好きとか俺に言われても困るんだけど。A本人に言いなよ。」

そして

「確かにそうだな。」

俺は

「子供に言われてどうすんだってな。」

Aが好きなんだ。


「イルミ、お前もAが好きだな?」



認めたくない、認めちゃいけない。

俺は暗殺者だから。


「…違う、俺はAなんか好きじゃない。


俺は人を好きになれない。」


なぜなら俺は"熱をもたない闇人形"


人を殺すのが

俺の役目だから。



俺はAに合わないから

ーーーーーーーーー

「俺はAなんか好きじゃない。」

分かってた。
そんなのとっくの前に気付いてた。

「…俺は人を好きになれない。」


その言葉はまるでイルミが自分自身を戒めているみたいだ。


イルミ


私じゃあ貴方の力になれないのかな?




この時私/俺は知らない。
もうすぐ

二人の別れが訪れることを。

13話 悩み事の理由がわからないままなんだよね。→←幼なじみ設定(^q^)


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設定タグ:HUNTER×HUNTER , 逆トリップ , イルミ   
作品ジャンル:アニメ
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みのりんご - ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢おねがいします!逆トリップで! (2014年1月16日 0時) (携帯から) (レス) id: cb571d0e64 (このIDを非表示/違反報告)
みのりんご - ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢ヒソカ夢おねがいします!逆トリップで! (2014年1月16日 0時) (携帯から) (レス) id: cb571d0e64 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ヒソカ落ちの逆トリ、甘甘で(`・ω・´) (2014年1月12日 22時) (レス) id: e10a057d28 (このIDを非表示/違反報告)
Lal(プロフ) - ヒソカ落ちのシリアス!! (2014年1月12日 20時) (レス) id: 5635a160d6 (このIDを非表示/違反報告)
I.N-7 - フェイ! (2014年1月12日 16時) (レス) id: 0c34cd647a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナめ上 | 作成日時:2013年12月15日 22時

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