episode8 ページ8
和「あ、ゴメン。キャッチ出来なかったかー」
ニノ！拾っちゃダメ･･･。
和「ん？「お父さん」･･･？
はい、出なよ」
ああ･･･遅かった。無視しようと思ってたのに、ここで出なかったら怪しまれるだけだ。
意を決して緑のボタンをスライドさせる。
「･･･もしもし」
父『A！今どこにいるんだ！？さっさと帰ってきなさい！』
耳が割れそう。
なんなの。私が帰るとでも思ってんの？
そう言えたならどんなにいいか。でも、私にそんな力はない。
上から降りてきた潤くんと目があう。
潤「ヘ・ヤ・ニ・イ・ケ・バ」
口パクでそう伝えてくれた潤くんにありがとう、と小声で返しながら階段を上った。
父『早く返事しろ！』
「･･･帰らない」
父『え？』
「私は、帰らない。」
私の事なんて心配してないのはわかってる。そんな人達のところには、帰りたくない。
父『･･･生意気なことを言うな。うちの財閥の力を使えば、お前の居場所なんてすぐ･･･』
ﾌﾞﾂｯ
ぶちぎってやった。
これが今の私に出来る、最大限の宣戦布告。
戦えるとこまで戦ってやる。
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mfmf266(プロフ) - しよりんさん» 楽しみにしてます！！ (2019年8月12日 9時) (
レス) id: ed32029087 (このIDを非表示/違反報告)
しよりん(プロフ) - mfmf266さん» 本当ですか！？ありがとうございます！ (2019年8月11日 3時) (レス) id: db32c84ab5 (このIDを非表示/違反報告)
mfmf266(プロフ) - とても面白く、是非とも続編を書いていただきたいです！ (2019年8月10日 23時) (レス) id: ed32029087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しよりん | 作成日時：2019年5月16日 23時
