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山田side
大ちゃんが帰っちゃって。
楽屋に戻ってみんなで話した。
「みんな、俺が大ちゃんにあんなこと言ったせいで、迷惑かけてごめん。」
「涼介だけが悪いんじゃない…僕は、涼介が大貴に言ったとき、すぐに止めれなかった。、大貴なら落ち込まないでしょって、…勝手に思い込んでた。だから、僕もごめんなさい。」
「俺だってそうだよ…明るい大ちゃんなら、すぐに頑張れるって思っちゃった。」
「今から、大ちゃんに電話する、スピーカーにするから静かにしてて。」
みんなが静かになった。
大ちゃんに電話が繋がった。
今は家にいるらしい。
薮くんが話して、大ちゃんの声も聞こえてくる。
その声は少し鼻が詰まってて。
泣かせちゃったんだなって改めて思った。
今から家に行ってもいい、?薮くんがそう聞いた。
だけど大ちゃんは、山田もいるの?と聞いてきた。
ダメ、俺が泣く必要ないじゃん。
そう考えていると、大ちゃんの声が大きく聞こえてきた。
いや、実際はそんなに大きくなくても、俺にとっては大きく聞こえた。
俺ってJUMPに必要?、JUMPやめたほうがいい?いないほうがいい?…どうすればいいかわかんないよっ!…そんな声が聞こえてきた。
やば、涙が出てきた。
俺がここまで追い詰めたんだって。
あんなこと言わなければこんなに苦しむことはなかったよね、大ちゃん。
本当にごめん。
いますぐこうやって伝えたい。
俺は、荷物を持って楽屋を出た。
そのあと、薮くんたちがすぐにきた。
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やぶありLOVE(プロフ) - 続き気になります! (2019年11月29日 11時) (レス) id: 860a630a63 (このIDを非表示/違反報告)
ミーオム(プロフ) - 続きが楽しみです頑張ってください! (2019年8月23日 17時) (レス) id: dd7afd32a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってました!頑張ってください! (2019年7月9日 13時) (レス) id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
ホーリー007 - 大ちゃんには、失礼かもだけど、こういう話めっちゃ好きやねん♪ (2019年6月10日 22時) (レス) id: 83dcd98d4d (このIDを非表示/違反報告)
ホーリー007 - 待ってました! (2019年6月2日 15時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怪盗あーりー | 作成日時:2019年5月14日 15時