storia5-1 永久に響け、蒼空まで ページ2
.
フィオーレ王国。
それは、世界一平和な王国。
空は一面綺麗な青に染まり、国全体は……。
「姫様ー。」
なんだね泉くん。
今私は自分の世界に浸っていたのだが。
「いや、部屋の中に鳥が入ってきたのでどうするべきかなーと。」
鳥?
あ、白い鳩だー!可愛い!
「あら。この鳥、何かくわえているわね。」
ほんとだ。
手紙……かな。
失礼鳩さん。ちょっと拝借。
なになに……。
「『フィオーレ王国王女、A様
近日、我が国で音楽祭が行われます。
ご都合が宜しければ、是非お越しください。』
……ってなにこれ。招待状?」
しかも宛先私だし。
「その様ですね。
差出人は……。」
『プルーマ国皇子 英智』
わお。皇子様からだ。
「どうされますか?」
「俺は行きたくない。面倒。」
凛月の意見は聞いていませーん。
「んーまずは親父と相談かなー。
レオは?どうしたい?」
まあレオのことだし答えは……。
「……。」
あれ。
「…王さま?」
なんか考え込んでるよ。
音楽祭!良いな!絶対行くぞ!
とかノリノリで言うと思ってたんだけど。
「……ちょっと、お!う!さ!ま!」
「ん?あぁ、どうしたんだ?」
「プルーマ国の音楽祭。王さまは行きたい?」
「もちろん!楽しそうだしな!」
ニカッといつも通りに笑うレオ。
「……どした?レオ、具合でも悪い?」
「特には悪くないぞ?」
まあ、良いや。
とりあえず、親父に話してみっか。
162人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲乃音(プロフ) - フォンテインさん» お帰りなさい!! 待ってました!あんスタの続きも楽しみに待ってました! (2020年1月5日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン(プロフ) - *神*威*さん» 読んでくださりありがとうございます!m(__)m更新頑張らせていただきます! (2017年10月10日 6時) (携帯から) (レス) id: f1eeea7ade (このIDを非表示/違反報告)
*神*威* - 最初から何度も読ませていただきました!一人一人の個性(?)がいいと思います!とても読んでいてワクワクするので、これからも更新頑張って下さい(*- -)(*_ _)ペコリ (2017年10月9日 23時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ