弐拾壱 ページ22
まさかの「潰す」発言に対してギャーギャー騒ぐと、降谷は行き成り私の顔を掴み……
ニッコリと笑って「うるさい」と言った。
『……す、すみません』
ヤバイ。この笑みは初めて見た訳じゃないけど、マジで怖い。
「……分かったならいい(……まあ、いずれ身をもって知ることになるだろうけど)」
降谷はそう言うと手を離し、再び何かを調理し始めた。
何を作っているのか聞きたいところだったが、早く髪を乾かしてこいと言われたので、大人しく従うことにした(逆らったら後が怖い……)。
髪を乾かし終え、リビングの方に向かうと、机の上には美味しそうな料理が並んでいた。
……まさか、代表例のハムサンド以外を食べられるなんて！
『うわぁ、これ全部降谷が作ったんだよね？』
「ああ。俺以外にいると思うか？」
『……うん。ゴメン。愚問だった』
そうだよね。降谷以外でいたらビックリだよね。
『……あ、そういえば私が買ってきた酒はどこ？』
「冷蔵庫の中」
『色々あるけど何飲む？ スピリタス？』
「お前そんなの買ってきたのか！？」
『アハハッ、ごめん。冗談よ冗談(笑)』
真に受けないでくださいよ降谷さ〜ん。スピリタスなんて買う訳ないじゃないですか〜。
だって、アレ度数で言ったらエタノール(消毒液)と一緒よ？ 飲めるかそんなもん(笑)
「ハァ……で、何があるんだ」
『えーっとね……大吟醸、シードル、ビール、梅酒にバ……バーボン』
「バーボン……世界５大ウイスキーの？」
『そうそう』
「なんでそれを選んだんだ」
『いや〜、なんか無性に飲みたくなっちゃって〜……』
「ふーん……」
……ちょっと待ってくれ。なぜバーボンに喰い付いたんだ？ 降谷ってまだ組織に潜入してなかったよね？
てか、なんでまた私はこんなものを買ってきてしまったんだ。
……そんなの決まっている。出来心だ。本人を目の前にして飲んでみたかったからだ！
『……で、どうする？ やっぱりビール？ ……まあ、自分が好きなやつ飲んで。ちなみに私はシードル〜』
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推しが尊いマン(プロフ) - 更新マジ感謝です。ありがとうございます (2021年1月14日 15時) (
レス) id: ae253cfa81 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊いマン(プロフ) - 梨色さん» やったああああ！！！ありがとうございます！！！！楽しみに待ってます！！ (2021年1月11日 16時) (レス) id: ae253cfa81 (このIDを非表示/違反報告)
梨色 - まだ読んでくださる方々がいらっしゃることに対し感動しました。少しだけ更新頑張ってみようと思いますので、少々お待ちください。まずはストーリーを思い出します笑 (2021年1月11日 15時) (レス) id: bfcd433b02 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊いマン(プロフ) - そこで終わるのぉ！？更新待ってますー！！！ (2021年1月11日 8時) (レス) id: ae253cfa81 (このIDを非表示/違反報告)
ふる - 34話のは合ってると思います!だって彼らのセリフですもんね?お話面白いです!更新楽しみにしてますね! (2020年2月15日 17時) (レス) id: 91b037fbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨色 | 作成日時：2018年5月5日 20時
