年下じゃダメですか？

お誘い ページ32

何か食べて帰ろうかと
検索している時に
グループラインの通知が表示された

健ちゃんの作った
隆二くん、臣くんとの四人の飲み会グループ

あの日以来、三代目も忙しく
飲みに行けていなかったけれど
やり取りはしていて

健ちゃんのどや顔とか、
寝顔とか隠し撮りがなぜか
隆二くんと臣くんから送られてきたり
愛されてるなぁって、微笑ましくなって
癒しだったりもする。

珍しく三人揃うから、
飲みに行こうとお誘いだった


A「(お疲れ様！今終わったところです
今から行けるので、
どこにいけばいいですか？)」

打った瞬間、待ち構えていたのか
既読が３になって
電話がなる

A『はい、もしもし』

臣「(お疲れ様
今、車で移動してて○○辺りに居る
拾えそうなら拾うけど)」

A『お疲れ様です
今駅に向かってた所なんだけど
公園のところとかどうかな』

臣「まだ明るいけど、公園とか危ないじゃん
電話繋いだままにしとけよ」

A『大丈夫だよ、そこからならすぐだし
危ないことなんて』

臣「(いいから、あ、公園の標識見えたわ)」

A『はい、すみません
ありがとうございます』

おっと、モテる男はさらっと
女の子扱いしてくれるもんなのかな？


臣「(黒い車見える？
マネージャー手を振ってるから、そうそれ
乗り込んできて)」


ガチャ
『お疲れ様です
マネージャーさん、
すみません拾わせてしまって』

マネージャー「いえいえ、大丈夫ですよ
どうぞ乗ってください」

隆二「Aちゃんお疲れー！」

健二郎「おつかれさん」

臣「急に誘ってごめんね」

『いえいえ、お誘いありがとう
ちょうどご飯なにたべようかなって
思ってたから嬉しかった』

健二郎「明日休みやろ？飲む？
家飲みでもええで」

『なにか作らせる気やろ』

健二郎「Aが作るつまみ
料理もなんでもうまいからなぁ
あれ食べたいわ、鶏のやつ」

『鶏ハム？
ツアー中やし、その方がええかもね
多めにつくってあげるよ』

隆二「俺も持って帰りたい！」
臣「俺も」

『ふふ、そんな大したものじゃないんだけど
よければ作るよ？
スーパー寄れますか？』

健二郎「俺もついていくわ」

『ええの？助かるけど
二人は待ってて？』

隆二「…やっぱいいな
女の子の関西弁かわいい」

臣「て？の感じな」

健二郎「待ってて？」

臣&隆「健ちゃんのはどうでもいい」

健二郎「おい」

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