第111話 ページ14
なんか頭が硬そうな人だな
敬人 ｢悪かった、ここに女子生徒がいるとは思わなかったんだ｣
『……いえ、別に』
敬人 ｢紫藤といったか？お前はもう生徒会室に行ったか？｣
『はい、先程』
そう言って私は笑った
弓弦 ｢なら衣更さまがいられたでしょう｣
『うん、いたね』
元生徒会長と一緒にね
『まさか同じクラスだとは思わなかった』
弓弦 ｢衣更さまも大変そうですから｣
『そうだよね、忙しいに決まってるよね』
だってあの子、生徒会長だから
弓弦 ｢Aさま？｣
私が笑うと不思議そうにする弓弦
『なんでもないよ』
敬人 ｢それで紫藤、その猫はどうした？｣
『ん？あぁ、この子ですか？』
私の髪で遊んでいる猫を見た
さっきからなんか引っ張られると思ったら、この子が触ってたのか
『分からないです、見たら私の足の傍に居たんです』
ねーと猫に向かって言うと、猫もにゃーと言ってくる
ふふっ、可愛いな
弓弦 ｢(ボソッ)いいですね｣
『ん？弓弦なんか言った？』
弓弦 ｢いいえ、なにも｣
そう言って笑う弓弦
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明桜(プロフ) - コメントありがとうございます！これからも頑張って更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年11月29日 10時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します！本日初めて読んだのですが零さんとの絡みや弓弦くんとの絡みが見ていてとても面白いと思いました！とても素敵な作品だと思ったのでコメントさせていただきました。更新待ってます。頑張って下さい！ (2022年11月29日 1時) (レス) @page35 id: 8521b092ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年11月6日 16時
