第三十五話 お迎え?ご苦労 ページ37
ドンドンドンドン!
二日連続ですね、ノック
デュース「やっぱりここに来てたのか」
エース「げ、デュース」
「やぁデュース。できればこの屋敷まだ修繕箇所足りてないし、あんまり強くたたくと扉どころか屋敷ごと壊れる可能性があるからノックは優しめに頼む」
早めにドアベルを付けるべきだな、これ
デュース「そ、それはすまん・・・んんっ、それよりエース。ほかの寮生から話は聞いたぞ。寮長のタルトを主み食いして首輪をはめられるとは。お前、相当馬鹿だな」
エース「うるっせ!お前にだけはいわれたくねー!・・・ところで、寮長まだ起こってた?」
デュース「そうでもない。少しイライラしている様子ではあったが。起床時間を守れなかった奴が三人ほど、お前と同じ目にあってた」
エース「全然そうでもなくねぇじゃん!めっちゃ起こってるじゃん!」
「ほう、同時使用も可能なのか」
制限ないとすればめちゃくちゃ強い魔法だけど
・・・あ
「というかお猫様起こさなければ。学校じゃん」
忘れてた
グリム「へへーん!見ろこの首輪を!お前のダセー首輪と違ってめっちゃキマッてるんだぞ!しかも魔法が使えないんだろ?今日一日、雑用係として学校の掃除でもしてたらいいんだゾ!」
「おぉー根に持ってるねぇ。けどまぁ、魔法に頼らない生活も経験すべきところではあると思うぜ」
エース「授業すらまともに受けられないんだっての!」
うんまぁそうだろうね。魔法学校だもの
エース「グリム!俺が魔法を使えるようになったら覚えておけよ!」
デュース「学園長空騒ぎは起こすなと言われたばかりだろう・・・」
「あ、もしなんか起こりそうだったら私、積極的に動くんで」
遠慮はしない
デュース「どちらにしろ、その状態じゃ授業すらまともに受けられない。ローズハート寮長に謝って外してもらったらどうだ?」
エース「くっそ・・・納得いかねえ」
「でもそうなんだから仕方ない。自業自得よ」
君、いつも自分の業で悪い目にあってるぜ?
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