第三十話 魔法石?マジカルペン ページ31
クロウリー「本来であれば、このようにマジカルペンとして生徒に渡すのですが、グリムくんは持てないので特別カスタムで首につけてあげました。あぁ、なんという細やかな気遣い!私優しすぎませんか?」
「はえーマジカルペン・・・」
紫、かな?グリムと同じ色のペン
クロウリー「Aくん。あなたの能力はおそらく、故郷のものでしょう。当たり前ですが、この世界では異常なものです。できるだけ、マジカルペンを持ってあたかも魔法を使用しているかのように偽装してください」
「公認偽装ということで。了解」
そのくらいは簡単
グリム「やったんだぞー!オレ様だけの魔法石の首輪なんだぞー!」
クロウリー「・・・えぇ、ご覧の通り。グリムくんは人間社会に不慣れです。君がしっかりタズナを取って、騒ぎを起こさないように監督してくださいね」
「めんっど」
エース「すげーじゃん!入学したばっかりで監督生になったって事だろ?」
デュース「なるほど、お前たちの寮に寮生は二人だけだもんな・・・つまり、学園長にグリムの監督を任されたAが、監督生になるってことか」
「ほぼ寮長みたいな存在か。えー面倒くさいことは割と嫌いなんだけど」
エース「いやいや、誇れって。それに前代未聞だぞ?魔法らしい魔法が使えない監督生なんて」
クロウリー「なるほど、監督生ですか。ちょうど頼みたい仕事もありますし、肩書があるのは都合がい、いえ、素晴らしい!」
あ
クロウリー「よし、監督生くん!あなたにこれを預けます!」
「なにこのかくれみっ・・・カメラ」
クロウリー「これはゴーストカメラです。特別な魔法がカメラれており、被写体だけでなく、魂の一部をも写し取ることができるのです」
「フム・・・なんか聞いたことがあるな」
クロウリー「そうですか?とにかく、このカメラで撮った写真は、撮影者と被写体の魂の結びつきが深くなると写真が動きだしたり、中身が飛び出したりという不思議な性質を持っているんです」
「ほう」
クロウリー「あなたには、これで学園生活の記録を残してほしいのです。えぇ、悪いことをしたときに報告書代わりになるでしょう」
「あ、普通に便利」
それは便利。私の無実を証明してくれるのか
っと
「そういえばそれで思い出しましたっと。これどーぞ」
クロウリー「はい?なんですこの紙の束」
「であった化け物のデータとって書類化したので上げます」
クロウリー「・・・用意周到すぎません?」
「個人的趣味の一環です」
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