検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:21,968 hit

第三十話 魔法石?マジカルペン ページ31

クロウリー「本来であれば、このようにマジカルペンとして生徒に渡すのですが、グリムくんは持てないので特別カスタムで首につけてあげました。あぁ、なんという細やかな気遣い!私優しすぎませんか?」

「はえーマジカルペン・・・」

紫、かな?グリムと同じ色のペン

クロウリー「Aくん。あなたの能力はおそらく、故郷のものでしょう。当たり前ですが、この世界では異常なものです。できるだけ、マジカルペンを持ってあたかも魔法を使用しているかのように偽装してください」

「公認偽装ということで。了解」

そのくらいは簡単

グリム「やったんだぞー!オレ様だけの魔法石の首輪なんだぞー!」

クロウリー「・・・えぇ、ご覧の通り。グリムくんは人間社会に不慣れです。君がしっかりタズナを取って、騒ぎを起こさないように監督してくださいね」

「めんっど」

エース「すげーじゃん!入学したばっかりで監督生になったって事だろ?」

デュース「なるほど、お前たちの寮に寮生は二人だけだもんな・・・つまり、学園長にグリムの監督を任されたAが、監督生になるってことか」

「ほぼ寮長みたいな存在か。えー面倒くさいことは割と嫌いなんだけど」

エース「いやいや、誇れって。それに前代未聞だぞ?魔法らしい魔法が使えない監督生なんて」

クロウリー「なるほど、監督生ですか。ちょうど頼みたい仕事もありますし、肩書があるのは都合がい、いえ、素晴らしい!」



クロウリー「よし、監督生くん!あなたにこれを預けます!」

「なにこのかくれみっ・・・カメラ」

クロウリー「これはゴーストカメラです。特別な魔法がカメラれており、被写体だけでなく、魂の一部をも写し取ることができるのです」

「フム・・・なんか聞いたことがあるな」

クロウリー「そうですか?とにかく、このカメラで撮った写真は、撮影者と被写体の魂の結びつきが深くなると写真が動きだしたり、中身が飛び出したりという不思議な性質を持っているんです」

「ほう」

クロウリー「あなたには、これで学園生活の記録を残してほしいのです。えぇ、悪いことをしたときに報告書代わりになるでしょう」

「あ、普通に便利」

それは便利。私の無実を証明してくれるのか
っと

「そういえばそれで思い出しましたっと。これどーぞ」

クロウリー「はい?なんですこの紙の束」

「であった化け物のデータとって書類化したので上げます」

クロウリー「・・・用意周到すぎません?」

「個人的趣味の一環です」

第三十話 学園?楽しそう→←第二十九話 入学?やっとですか



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルルカン | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年10月9日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。