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第二十三話 退学?私は ページ24

エース「で、でも魔法で治せたり、とか」

クロウリー「魔法は万能ではありません。Aさんのおかげでシャンデリア自体は無事でしたが、魔法道具の心臓とも呼べる魔法石が割れてしまいました」

あぁ、さっき落ちたやつ

クロウリー「魔法石には同じものはない。もう二度と、このシャンデリアに光がともることはないでしょう」

はーなるほどね。なるほどなるほど
糞が

クロウリー「・・・一つだけ、可能性があるとすれば」

おや?

クロウリー「このシャンデリアには、ドワーフ鉱山で発掘された魔法石を利用しています。同じ性質を持つ魔法石が手に入れば、修理も可能かもしれません」

デュース「・・・僕、魔法石を取りに行きます。行かせてください!」

お、デュース君!
まともだが決定的な一撃を喰らわせやがってくれたデュース君!

クロウリー「ですが、鉱山に魔法石が残っている確証はありません。閉山してしばらくたちますし・・・」

「でもない可能性が全くないってわけじゃないんだよな?」

デュース「退学を撤回してもらえるなら、何でもします!」

クロウリー「・・・でしたら、一晩だけ待ちます。明日の朝までに魔法石を持ってこられなければ、君たちは退学です」

「あー、私たちはどうなるでしょうか」

クロウリー「Aくんは、こちらの不手際もあるので追い出すようなことはしません。ですが、ただ働きは覚悟しておいてください。グリム君は即追い出します」

「それはいやだなー」

協力するかー

第二十四話 鉱山?便利だ→←第二十二話 追加?・・・は?



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作者名:アルルカン | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年10月9日 5時

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