【ツイステッドワンダーランド】魔法？は、使えないけども…『番外』 (ページ3)

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第二話　教師?理不尽ページ3

背後から誰かが現れる
まぁもともと人の気配・・・人?まぁ人
人の気配をたどってここに来たからいるのは知ってるんだけども
なんだこいつカラスみたいだな

？「やっと見つけましたよ。君、今年の新入生ですね?ダメじゃありませんか。勝手に扉から出るなんて!」

「私悪くない。襲ってきたそこの猫のせい。私マジで悪くない」

？「猫?・・・これ、あなたの使い魔ではないのですか?」

「使い魔もいるのか―。残念ながらこのような猫知りませぬ」

グリム「そうだゾ!俺様はこんなやつの使い魔じゃねーんだゾ!それより離せ!」

？「・・・とにかく!勝手に扉を開けて出てきてしまった新入生など前代未聞です!どれだけせかっちさんなんですか」

「それについても私悪くない。扉その猫に開けられたんだもの。私悪くな」

？「とっくに入学式は始まっているんです。鏡の前に行きますよ」

「こいつ話聞く気ないのか・・・というか、入学式とは」

流れからして新入生って私のことだよな

？「あなたが目覚めたたくさんの扉が並んでいた部屋ですよ」

あそこにあったのはほぼ全部棺桶だったと思うんだが

？「この学園へ入学する生徒は、すべてあの扉をくぐってこの学園へやってくるのです。通常、特殊なカギで扉を開くまで生徒は目覚めないはずなんですが・・・」

「てことはあの棺桶が扉ってことか・・・え、じゃあやっぱ私じゃなくてその猫のせいだって。なんか炎でこじ開けられたし」

？「あぁなるほど・・・すべての元凶はこの使い魔もどき、と。まったく、一体だれがこんな使い魔を連れてきたのやら・・・おっと、長話をしている場合ではありませんでした。早くしないと入学式が終わってしまう」

それは一大事じゃーん
何気に入学式とか言うレアイベントを逃すわけにはいくまい

「・・・ところで、ここどこ?」

？「うん？・・・あなた、まだ意識がはっきりしていないんですか?空間転移魔法の影響で記憶が混濁してるんですかねぇ」

「その魔法はすごく興味があるんだけども、できれば返答をはよ」

？「あなたずいぶん口が悪いですね。では、歩きながら説明して差し上げます。私優しいので」

そのセリフは優しい人が言わないセリフな気がするなぁ