第十話 使えない?ほほう? ページ11
・・・使えないやつ?ほほう?
ほうほうほう
「炎しか吐くことのできない偽狸にゃ言われたかないね」
グリム「なんだと―!ふなー!」
「おうおうなんだい。起こるぐらいなら手伝えお猫様」
グリム「やだねーだ。ツナ缶も出ないのにただ働きするのはごめんなんだゾ」
「そーですかーい」
何となくイラつくからまだ能力使えるのは隠しておこう
とりあえずバケツか。バケツな。探しに行くか
「げ、部屋しかやってないから廊下がひどい」
蜘蛛の巣とかは雰囲気で好きだったり・・・なんだっけ、夜に蜘蛛を殺すなとかそういうのを聞いたことあるから別に残してもいいんだけど
埃は許さん。絶対消す
「しっかしバケツは何処に」
振り返る
そこにいたのは、白いなんか三つの塊
・・・あぁ
「なんだゴーストか」
ゴースト「久しぶりのお客様・・・だけど、なんか反応が薄いなぁ」
ゴースト2「まぁいい。腕が鳴るぜー」
「はぁ」
なんかやけにはっきり見えるゴーストだな
しかもどっかで絵柄が見たことあるような
グリム「何を大騒ぎして、ギャー!?お化けェ!?」
ゴースト3「そうそう、こういう反応だよ!」
ゴースト「ここに住んでたやつらは俺たちを怖がって、みーんな出ちまった」
ゴースト2「俺たちずっと新しいゴースト仲間を探してたんだ。お前さん、どうだい?」
グリム「どどど、どっかいけー!ふなー!」
わぁアオイホノウ。ではなく
さすがに燃えるな、このままだと
しゃーねー
「よーしふぁいやー!」
グリム「ふなー!」
ゴースト「へっへへ!どこを狙って・・・え」
がっしりと
ゴーストの頭をつかむ
「お、物理無効タイプではないのか」
そのまま頭をぐしゃっと
ゴースト「ひぃ!?」
「あ、逃げられた」
ゴースト2「なんだこいつ!?俺たちに触れてきた!?」
ゴースト3「逃げろ!消されるぞ!?」
「そんな極悪人を見たような顔で」
あ、逃げた
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