第百六十六話 お土産？ピッカピカ ページ19
木の実発見!
「お土産育成」
ピカチュウ「ピッカピカ・・・ピカ!?」
「なにを、木の実一個から木を数秒で育てられる私を舐めんなよ」
ピカチュウ「ピカピカ・・・」
規格外とか言わないで
結局野宿やで
ユキナリ「・・・A。朝早いんだね」
「事情ありきだがな。それより聞きたいことがあったぜ。ちょうど二人とも寝てるし」
ユキナリ「何だい?」
「ユキナリのフルネーム、オーキド・ユキナリであってる？」
ユキナリ「そうだけど・・・どうして苗字を?」
「いやー・・・うん、未来知識的な。とりあえず君は過去に戻れるぜ。それだけは保証する」
戻れなくても戻せるし。私ならね
あとこっちのセレビィがだめでもミュウとウバメセレビィに頼めば行ける気がする
ユキナリ「そうなんだ・・・良かった」
「そうよ」
・・・あっ、沈黙。これは辛い
ユキナリ「僕自身、まだ夢を見ているような気分なんだ・・・母さんが心配してるかもしれないけど」
「母、ね」
・・・母親かァ
ユキナリ「Aのお母さんは?」
「んー、私の両親というか親というか、まぁ父であり母でありな妙なやつは心配してないだろうなー」
ユキナリ「そうかな?」
「そーよ。そもそも代用品欠陥品人形・・・まぁ色々事情があるのさ。とはいえここにいるんだから死ぬとは思ってないよーだけど」
ユキナリ「？」
「なんでもにゃーよ」
けど、サトシのママさんは心配してるんだろうなー
・・・心配してるよな?天然なところありそうでアレだけど。まぁ私には関係ないけどね
「そうそう、夢みたいと言ったけど、実際夢でも良いかもしれんな。夢の方が幸せな場合もある。特に私とか」
ユキナリ「A?」
「ユキナリ、『過去に戻ったら私のことは忘れるんだよ。未来に来たという記憶はあっても私がいたという記憶があっても私は忘れる。OK?』」
ユキナリ「A？何を―――」
「ん、今はわからんでいいのよ」
私を覚えてるとちょっと複雑になりそうだからね
『書簡』かけさせていただきました
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作者名：シユウ
| 作成日時：2018年6月16日 4時
