式の日決まったのに今さっき彼が実況者って知った

疑心を持つ3(gr) ページ21

鬱の戸惑う声を無視して電話を切る。
まさかアイツが一番に気づくとは思わなかったが、他言無用と言ったしまあ、大丈夫やろ。

「しかしこれではアイツで遊べなくなるな」

バレる前のうちに嫁さん使って遊ぶしかねーな、チーノとまだ知らないエミさんとロボロ、ショッピくんでコラボさせていつか来る修羅場に油指すんじゃ！

一人くつくつと笑うグルッぺン、第三者が見たのならばそれを「邪悪」と表現していただろう。
何故なら彼の顔は、「吐き気を催す悪意」に満ち溢れていたのだから。



まあ、そんな事になるとは露にも思わない式を控えた新婦が職場で

「ｸｯ,ｼｭﾝ!失礼致しました。ご用件をどうぞ」
『ええ！お宅で買った商品が〜』

くしゃみを一つ



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

北海道に高飛びした大学時代の友人

・大学時代の彼氏を追いかけ北海道に高飛び
・Aの友人達は面識の無い友人
・遠すぎるので招待拒否った
・勝気でMINATO育ち
・山陰のズワイ蟹が有名な方出身
・最近の悩みはガソリンが減ると不安になる事
・Aが深夜配信を欠かさない理由の一人
→深夜配信は週2(水・日)
・フランクな元カノ

「Aにゃんはさ、私を忘れないでね」

『あっ、タコ届いた〜？』
「ほんとさ、タコって何さ」
『タコはタコだっちゃにゃんにゃん！』
「...たこ焼きにしたけど」
『そっか！うちげにえっとあるけんまた送るよ〜！』
「もういらん！！！」

Aは友達に対して弱気。
今後は出ないよ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



『トンちトンち、相談なんやけど』
「なんやお前、編集終わったんか？」

しょーてんの動画編集をしているはずの大先生からの電話。また編集手伝うとか言い出すんかと呆れると

『アッそれはちゃうんすけど...マンちゃんの嫁さんの話でちょっと』
「は？なんでオスマンの？」
『あの〜、ね？うん、マンちゃんの嫁さんがひょっとしてもしかすると...ですね』
「なんや、ハッキリ言えや」

『実況者みたいなんよ』

「...はぁぁあああ？？？」



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

グルッぺンの悪意と有無能の善意よる攻防戦、幸せの絶頂にいるオスマンは無事に式をあげられるのか！？何も知らないAは純粋にコラボを楽しむのだった！

次回『読者、疲れたろう。私も疲れたんだ。なんだか、方向性が分からないんだ。』

作者は更新を続けられるのか！？
待て、しかして希望せよ。

閑話【メイドと作る桃源郷】→←疑心を持つ2(ut)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す