【ヒプマイ】すきやけん。【波羅夷空却】

27「ギャルってこわかね」空却「テメェの危機感のなさがすでにこえーわ」 ページ27

折角だからくうが仕事終わるまでこの格好を満喫してみようかなーと、どこか遊びに行こうと方向転換。

すると、


「(やっべギャル!! ぶつかるとこだった!!)」

ギャルに衝突なんて危険きわまりない危ない危ない。


「すみませ、」

「え、やば、超イケメンなんですけど〜!!」

「え〜お兄さんこれからどうすんの〜?? 一緒にタピらない??」

「たぴ……???」

「お兄さんタピオカ知らないの〜??」

「知らないです。食べ物??」

「食べ物っていうか飲み物??」

「タピオカ自体は食べ物じゃね?? え、丁度いいじゃんお兄さん初タピしよーよ! オススメ連れてってあげる〜」

「はつたぴ……!」


ちょっとギャル怖いけど、はつたぴ気になる……!!


「いきま、」

「わりーなお前ら、コイツ拙僧の連れなんだわ」

「え」

「嘘、ディビジョン代表……!?」

「行くぞA」



あれ???

私くうに腕捕まれその場離れるん多くない???



「あの〜……くうこうさん??」

「てっめーっは!! ……っはー……何回拙僧を嫉妬させりゃ気が済むんだよ……」

「……ごめんなさい……」


怒るどころか呆れてらっしゃる。


「行くぞ」

「え、どこに??」

「いーから」



困惑する私を連れていったのは、とてもガーリーなフリフリのワンピースやらの多いブランドのお店だった。


「ん???」

「あー、こっちもいいけど……Aにはこっちか……? おい、コイツにこれ試着させてやってくれ」

「はーいフィッティングルームこちらになりまーす!」

「え、くう??」

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