AKB桜台学園高等学校Part9 (ページ49)

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病院ページ49

香奈side

泣きじゃくってるうえにグズグズなAちゃんに、
何とか点滴をし終えた｡｡｡(ﾎｯ)

香「じゃ、しばらくこのままね。」

A 「かなせんせのてんてきいたかった､､､」

香「あんなに腕に力を入れてたら、
誰が挿したって痛く感じるよ｡｡｡(苦笑)」

A 「むぅ､､､」

香「泣いたし貧血だしで疲れてるだろうし、
終わるまで横になってゆっくりしてなね。(微笑み)」

A 「暇じゃないですか､､､」

香「しょーがないでしょ｡｡｡(笑)」

A 「えぇ､､､」

えぇって言われても困る｡｡｡

香「ま、寝ててもいいし。(微笑み)」

A 「病院臭がして寝るに眠れないよ｡｡｡」

香「よくわかんないイチャモンつけないの。(呆)」

A 「だって病院臭い｡｡｡」

香「はいはい｡｡｡(笑)
じゃあ、また点滴が終わる頃に来るね。(笑)」

A 「はーい｡｡｡」

香「あっ、逃げたり騒いだりしたら、
今度はお説教だけじゃ済まないからね？」

A 「ぅ､､､は、はい。(汗)」

釘も刺したし大丈夫なはず。
Aちゃんを信じる事にして診察室を後にした。

～ナースステーション～

香「戻りましたー。」

咲「あっ、香奈ちゃんお疲れ様ー。
Aちゃんにフェジン入れたんだっけ？」

香「うん､､､(苦笑)」

咲「大変だったでしょ。」

香「それはそれは大変だったよ｡｡｡(苦笑)」

咲「頭も良くて優秀でお嬢様なのに病院嫌いで、
病院での素行は悪いもんね、Aちゃん。」

香「えっ、咲子詳しいね。(驚)」

咲「さっき優ちゃんと話したんだもんねー♪」

ちょっと、ウチら以外居ないナースステーションで
急に誰に話しかけてんのよ､､､(苦笑)

咲「ねっ？優ちゃん？」

優「・・・んー､､､？」

香「わっ、優ちゃん居たの。(驚)」

ソファで横になってたのか、
デスクの影からひょこっと顔だけ覗かせた優ちゃん。

優「居たもなにも・・・
お父さんが寝て大人しくしてなさいって､､､」

咲「もっと優しい言い方だったじゃん。(笑)」

優「私にはそう聞こえたのーっ。」

香「何言われたの？」

咲「点滴が終わるまで休んでてって。
それでわざわざスタンド押してココに来たの。」

香「まーた勝手に病棟を移動して､､､(苦笑)」

それこそ後になって怒られても知らないよ。