AKB桜台学園高等学校Part11 (ページ4)

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電話ページ4

有華side

Aの発作対応に追われて返信しなかったからか、
痺れを切らした優子から電話のコールが､､､(苦笑)

有「あのなぁ優子・・・(呆)」

優『なにさ』

有「それはこっちのセリフやっ！
保健医にだって健康を守る仕事があるんやからな？」

優『・・・痛い､､､』

有「はっ???」

優『いたいの・・・ゆかちゃん､､､』

有「私に伝える前にナースコール押せや！(笑)」

こっちに連絡してきたところで、
痛みに対応が出来るわけもない。

有「一応聞いてみるけどな？どこが痛むん？」

優『一応、聞いてくれるんだ・・・(笑)』

有「一応。桜台学園の保健医やからな。」

優『・・・やっぱいい。』

有「なんでやねん！言えや！(笑)」

せっかくこっちが聞く耳持ってるってのに。

優『たいしたことじゃないもん｡｡｡
ちょっと、ゆかちゃんの気を引きたかっただけ｡｡｡』

有「にしては声が痛そうやな。」

優『だって・・・もんぜつするくらいいたぃ､､､』

有「頭とか胸とか心臓とか肺とか言うなよ？」

それは今すぐナースコールを押すべき症例やからな。

優『・・・せなか､､､ずい・・・』

有「髄???骨髄生検したん？」

優『ぅん・・・も、疲れたよ､､､』

有「あんま痛むんやったら親に伝えるんやで？」

優『今日さ､､､色々やったんだよ､､､？』

有「今日から入院なんやからそやろ。」

優『けどさ・・・』

有「諸々の検査お疲れさん。(微笑み)」

優『ん・・・』

それを言って貰いたかったんやね。
納得やしこういう所がまだまだ子どもらしい。

有「体調は大丈夫なん？
検査終わってすぐはキツかったやろ｡｡｡」

優『ん､､､倒れかけた・・・』

有「マジで危ないやつやん。(驚)」

優『点滴してもらって泥のように寝たよ。』

有「そか、泥になったんやな。(笑)」

優『ん、そ・・・』

ここで元気に返球してこない辺り、
本当に起きるか寝るかを行き来してるんやろな｡｡｡

有「あんま頑張んなくてええんやからな。
優子のペースで心配いらんから。(微笑み)」

優『・・・そ、だよね､､､』

有「そう。大丈夫やで。(微笑み)」

優『・・・じゃ、も、寝るね｡｡｡疲れちゃった､､､』

あまりにも勝手な切り方やなと思いながらも、
おやすみって付け加えて電話を終わらせた。