私が認められるために４ (ページ38)

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一人目ページ38

ウィ『ただいまー！！』

『おかえりなさい』

ジェ『パパ～！！』

トテトテと頑張ってウィリアムの方へ歩いていくのは可愛い長女、ジェシカ

『ジェシカ、パパは疲れてるから今日はママとお風呂入ろうか』

二歳になってパパっ子になっちゃったジェシカはいつもパパとお風呂に入りたがる

ウィ『いや、いいよ。ジェシカはパパと入ろうな』

『よかったね、ジェシカ』

ジェシカとウィリアムをお風呂に送り楽しそうな声を聞きながらご飯を並べていく

いいなぁ、私もウィリアムと一緒にいたいし、ジェシカとも一緒にいたい

ママっ子だったら嬉しかったんだけど笑

レイ『お邪魔します』

『あ！レイ！！』

レイ『久しぶりだな。』

ケイトさんに連れられて来たのはレイだった
レイもカッコよく成長してバリバリ働いてモテモテの社長になっている

『レイも食べていってよ。ちょうど寂しかったから話相手欲しかったんだ！』

ガルシアからレイって呼んでいいよって言われた時点で私達は友達なのだ

レイ『苦労してんな。お前も』

『レイもそろそろいい人見つけないと』

レイ『大丈夫、跡継ぎは弟が作る』

『んー、レイも結婚して欲しいけどなぁ』

レイ『マッサージしながらお話しましょうか、奥様』

『レイも疲れてるでしょ』

レイ『今日は楽だったよ。だからほら横になれ』

『あっ·····いい、痛いけど。』

レイ『うるせぇばぁか』

『力加減はいかがですかとか聞かないの！？』

レイ『黙ってろ』

ウィリアムとジェシカが近づいてくる音がする
そろそろ起き上がらないとな