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ふぁいぶ ページ6

「あ、Aさんとこころさんとゆなさんとしおりさんですか?」

「センラさんから話は聞いています、楽屋までご案内しますね。」


初めて入った幕張メッセの裏側。

複雑な構造だなぁ、


「こちらが楽屋です。」

案内された先のドアには、浦島坂田船様って書いてあって。

それだけでもう緊張が止まらない。


「ごゆっくりどうぞ。」

スタッフさんが行ってしまった...。


「どうする?誰がノックする?」

「待って私そんな勇気ない!」

「私もさすがにノックは...」

3人も緊張してるみたい。


「よし、ここは全員でいかない?」

私の意見に、

「そうしよそうしよ」

「みんなでいけば怖くない!」

「よし、せーのでいこ」

みんなが賛同してくれた。


「じゃあいくよ?せーのっ」

コンコン

響くノックの音。

「「「「はーい」」」」

中から帰ってくる声は、紛れもなく推したちの声で。

そーっと扉を開けてみると...


目の前には推し。

しかもメンバー4人が揃ってる。

ここは天国?私どうしちゃったのかな??


「いらっしゃーい!」

ゆなの方へ駆け寄る坂田さん。

ゆな死んでるじゃん...大変だぁ......


しおりは...

あ、センラさんとお話してる。


こころは志麻さんに手招きされてそっちへ向かった。


わたし、は...どうしよう。

困っていると、突然何かに後ろから包まれた。


暖かくて、大好きだと直感的に感じる。

「よーやく会えたね。」

大好きな声。

「うらた、さん...ですか?」

「うん、うらたぬきだよ。初めまして。」

振り返って見上げた彼は、とーってもかっこいい。

夢に見た推しが目の前にいることが、しかもその推しに抱きしめられていることが信じられなくて、思わず困り顔。


「あれ...?ごめん、うれしくなかった?」

「あっあっ!違います!!うらたさんが目の前にいるのが信じられなくて...!!」

そういうことかぁなんてにこにこ笑ううらたさん。


やばい、私の推しやっぱり天使かも。

いや、天使に違いない。

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設定タグ:うらたぬき , 歌い手 , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2021年9月26日 13時) (レス) @page25 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 西城りんごさん» コメントありがとうございます!私もこんなこと起きないかなーって妄想しながら楽しんで書かせていただいてます笑実際起きたら幸せですよね!!ありがとうございます、少しずつにはなるかもしれませんがたくさん更新していきますね! (2020年1月4日 10時) (レス) id: 657cefc331 (このIDを非表示/違反報告)
西城りんご - コメント失礼します!この作品面白いと言うか、全オタクの理想が詰まってるwもちろん面白いですよ!羨ましい、羨ましすぎるw更新待ってます! (2020年1月3日 18時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - ありがとうございます。よろしくお願いします! (2020年1月2日 23時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 鹿野ユズナさん» リクエストありがとうございます、全然大丈夫ですよ!承らせていただきますね! (2020年1月2日 23時) (レス) id: 657cefc331 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るり | 作成日時:2019年12月8日 15時

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