とぅうぇるぶ ページ13
「今日は大変だね。笑って泣いて胸きゅんして」
「笑って泣いて欠伸して」
「でた!センラー!!」
「センラーの鏡ですねぇ、さすがしおり選手」
みんなで軽口を交わしながら駅を歩いていく。
お店でたくさん泣いたあと、タピオカのストローに推しのアクキーをつけてKPしたり。
次4人集まるのは会うのは春ツだね、なんてお話したり。まあ結局春ツ前にみんなで遊ぶことになったけど。
とにかく充実した一日。本当に楽しかった。
「てか今回ファンサの量えぐかった。」
「え、A目の前にしゃがみ込まれてなかった?」
「そうそう!それ気になってた!!」
「うそ私横にいたのに全く気づかなかったよ」
「なんかね、私がゆなの方見てたら目の前でしゃがまれて。多分だけどよそ見しないでって言われた。」
「っひゃ!!素敵!」
「やばいやばい、推しにそんなんされたら蕁麻疹出るわ」
「やば、圧倒的大優勝だね」
大きな反応をする3人に、思わず苦笑い。
「3人だってファンサ貰いまくってるでしょ!」
「てか私たちファンサどころじゃないよもう」
「それな?ワンランク上いってる」
「いや1人推しと付き合ってるしな」
ほんとだよ!!
バッとしおりを見ると、にこにこ笑って幸せそう。
「はあ、いいなぁ私も推しと付き合いたい」
「ゆなならいけそうだけどね?」
「いやぁこころもいけるよ」
「私の中では今はいちばんAがいきそうだと思うけど...」
「わかる!なんてったってバックハグ!!」
「なんてったって...って!そんな言い方しないで!!」
おもしろすぎてついつい大きな声で笑ってしまう。
ほんとずるい、この3人といると笑いが止まらなくなる。
次の日にお腹が痛くなるほど笑ってしまうのだ。よくないよ全く。
「とりあえず、今日は解散にする?」
「そーするか!」
「それぞれLINEしたとかデートしたとか進展したとかあったらグループに送ろ」
「流出絶対禁止だからね!?」
「いやそんなことしたら私まで大荒れだから!」
顔を見合わせて笑い合う。
やっぱり最高のお友達だ。
「よし、じゃあお疲れ様でした!」
「また今度ね!」
「ばいばーい!!」
「じゃあね!!」
しおりの声を合図に、みんなが自分の電車に向けて歩きだす。
楽しかったなぁ、なんて思いを馳せながら電車に飛び込んだ。
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2021年9月26日 13時) (レス) @page25 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 西城りんごさん» コメントありがとうございます!私もこんなこと起きないかなーって妄想しながら楽しんで書かせていただいてます笑実際起きたら幸せですよね!!ありがとうございます、少しずつにはなるかもしれませんがたくさん更新していきますね! (2020年1月4日 10時) (レス) id: 657cefc331 (このIDを非表示/違反報告)
西城りんご - コメント失礼します!この作品面白いと言うか、全オタクの理想が詰まってるwもちろん面白いですよ!羨ましい、羨ましすぎるw更新待ってます! (2020年1月3日 18時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - ありがとうございます。よろしくお願いします! (2020年1月2日 23時) (レス) id: 6c05b173a1 (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - 鹿野ユズナさん» リクエストありがとうございます、全然大丈夫ですよ!承らせていただきますね! (2020年1月2日 23時) (レス) id: 657cefc331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るり | 作成日時:2019年12月8日 15時