妖怪ウォッチと言ったのに『文スト×妖怪ウォッチ』

【9】チョキ！ ページ9

『こんにちわー』

「………」



私は勇気を出して太宰さんに声をかけた。


その方がさ、死なないと思うんだ。


この手のトリップ小説はアレだ、
太宰さんの予想を上回れば後はどうとでもなりそうじゃん？(中論)


でも太宰さん無言だね、横目で私を見た後ずっと無言だよ、完全に無視だね♡

悲しいお♡←
そういう太宰君もだいす(((







……その後も、太宰さんは私を無視して部下に指示を出す。

否、指示というか脅しというかなんというか、
黒服は殴り飛ばされた。

慌てて私が助けた親父を捉えに走る。口から血が伝っていた。


私は完璧空気だね！誰も注目しないね！太宰さんですら私のこと完全無視だね！


ひょっとして私も妖怪だったりするのかな！？
一般人には見えないのかな！？
………いや、太宰さんを一般人と呼ぶにはちょっと……




「全く……うちの部下は本当に使えないのばかりだ、


_______君が入ってくれると、私は大変助かるのだけど、、、どうだろうか？」



『んみゃあ！？突然話しかけられた！

このまま空気になって逃げようかとも思っていたのに！


ところで、銃しまってよ』



黒服が全員いなくなり、路地裏に二人きりになった。

すると有ろう事か太宰は、妙なセリフを言い



私に拳銃を向けた。



ぐへへ、銃向ける太宰さんイケメンだ。←


私意外と太宰さんのこと好きなのよ、
イケメンだしキャラが面白いし推しだよ！
目の前にいるこの状況は凄く嬉しいことなんだよ！


でも何故だろう、未来が絶望でしかないんだけど。

これ、フラグ回収できるもんなの？



『あの、その、銃しまって、私なんでこんも銃に縁があるの？

いらないよそんな縁。


というかまずは自己紹介から始めようよ。誰？名乗らないのなら厨二病のお兄さんって呼ぶよ？』


「____私の名は、太宰。太宰治だ」



知っていたが一応聞いておいた。
後々怪しまれないように。



『太宰さん、ね。

私は妖崎 A これでも14歳、よろしくー！』



さてと、私はこれから一体どうなっちゃうのかな！？

出来るだけフラグは回収したいけどどうにかなるのかな！？


妖怪ウォッチの世界に行きたいな！
ケータ君とフミちゃんに会いたいな！
妖怪は召喚できるけど二人は召喚出来ないからね！


なんで神様聞き間違えたの！？いや、まさか全て神の計画だったりして！



皆さん、来週も見てくださいねー！？じゃんけんポン！←

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