【完結】愛しき実験ハムスター〈２〉【名探偵コナン】

愛してください８２ ページ39

安室side




コウル「あーそーびーにーいーきーたーいー！！」

サリトス「わがまま言わないの！」

コウル「ひまーー！」


念には念をとの事とで、外出禁止の監視生活を送ってもらったのだが．．．


コナン「コウルに限界が来たみたいだね。」

安室「まぁ、体を動かしたい時期ですし。」



工藤邸に来たら大人しくなったコウルだが、もうこの手は通用しないらしい。

サリトスにしがみついて離れない。


『とーる、コウルと一緒に遊びたい！』

Aの後押しもあり、前回の続きとしてトロピカルランドに行くこととなった。





*




安室「．．．で、コウルは？」

コナン「え．．．安室さんと一緒じゃないの？Aが安室の所に行くって．．．」



人の多いトロピカルランド。

人目を引くとはいえ、この人だかりでは数分で見つけることが出来そうにない。



安室「Aが嘘をつくなんて、今まであったか．．．？」

コナン「少なくとも、ふざけてつくなんて事はないよね。コウルも一緒に何処へ．．．安室さん、まって！！」



Aの行きそうな場所に向かおうと足を出した瞬間、コナンくんの制止が届いた。

振り替えると、張りつめた顔で何かを呟いている。


コナン「．．コウル．．．こうる．．．ねぇ、サリトスの名字って．．．とすると、あの紙にかかれてた暗号も．．．！！まさか．．．Aは＿＿＿」



信頼を望む
Hoffnung auf Vertrauen

対人間兵器
Anti-menschliche Waffe

クローン人間
Mensch klonen

大規模な破壊
Umfangreiche Zerstörung

異次元の狙撃者
Sniper der unterschiedlichen Dimension

あなたを越す
Um dich zu kreuzen

戦術偵察
Taktische Aufklärung

はなむけとして
Als Abschied




安室「＿＿＿あの男はサリトスじゃない！！本物のサリトスは＿＿＿」

コナン「このままじゃ、Aが東都を破壊することになる．．．！！」


突如わかったサリトスのトリック。

急がなければ、Aも日本もなくなる！



姿を消したAを捜し、広いトロピカルランドを駆け回った。

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