愛しき実験ハムスター【名探偵コナン】

愛してください４１ ページ41

Aside




安室「．．．ケーキ、食べましょうか。」


腕をほどいて、透は笑う。

作り笑いじゃない。


『うん！』



向けられた笑顔が嬉しかった。


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風見side




降谷さんは何時もいきなり出勤する。


風見「降谷さん、おはようございます。」

降谷「あぁ、おはよう。」


上司が久しぶり見たデスクには、
書類が山のように積まれていた。


風見「すみません、これくらいしか減らせませんでした。」

降谷「お陰で半分だ、助かった。」


言うなり物凄い速さでタイピング、
自分が２日かかったものを次々と片付けていく。


あ、あれは３日かかった奴だ。



最近の降谷さんは必ず家に帰る。

「飼っているハムスターが寂しがる」らしい。



理由はどうであれ、
降谷さんが健康的な生活を送れているようで安心する。

そんなことを考えながら仕事を進めていると、
お昼になっていたようだ。


風見「降谷さん、お昼にいきましょう。」

降谷「ん、わかった。」





．．．降谷さんがハムスターを飼っている．．．

手に乗せたりしてるのだろうか？



降谷「お前は？」

風見「Ａセットで。」




とても気になる。

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