Love you…xx (ページ7)

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story6 ページ7

━━━━と、いうわけで。
急遽学校を休んで、私はとあるマンションにやって来ました。
私はお父さんの後ろを歩く。

エレベーターに乗って目的地である階まで行き、少し歩いたところに、その家はあった。

ピーンポーーンｯ

お父さんがインターホンを押している。
しばらくすると、奥の方からドタドタと誰かが走ってくる音がした。
やがて開いた扉の奥にいたのは、

長身の男。

私達二人を見て怪訝そうにしている。
その男の後ろから、お父さんと同じような容姿をした人が出てきた。
｢やぁ！待ってたよ｣
｢おっ、お前相変わらずだな！｣
顔を見る嬉しそうに話し出す二人に、私は黙って見つめる。

その前にいる長身の男の人なんか、ガッツリ二人を睨んでる。

｢あ、そうだ。これから世話になるウチの娘の彩奈だ。｣
お父さんは思い出したように私を前に誘導した。
｢あぁ、この子だね？良亮と一緒に住むのは｣
｢良亮…？｣

にっこり笑いながらそう言ったおじさんは、さっきから睨んでいる長身の男の人を私の前に連れて来た。