Love you…xx (ページ25)

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story23 ページ25

｢んなこと言ったって忘れてたんだから仕方ないじゃん｣

ぶぅーーっと頬をふくらませて私を見る。
いや、そんな顔されても……

｢わざわざ起こしたのに…｣
｢うっさいなー、いいだろ！起こしてくれるくらい！｣

お、逆ギレ…(°д°)

｢いや、別にいいけど…｣

プリプリしながらご飯を食べる良亮くんに苦笑しつつ、私はテレビを見るのを再開する。

｢ねぇ｣
｢んー？｣

しばらくしてから、良亮くんが再び私に話しかけてきた。
私はテレビを見ながら返事をする。

食べ終えた良亮くんが私の前に立ちはだかった。
腕を組んで仁王立ちしている。

｢な…何？｣

恐る恐る尋ねると、良亮くんが外を指さした。

｢せっかく早起きしたんだ！出かけよう！｣

｢……。いってらっしゃい｣
｢え、あれ？｣

予想外の返事を私がしたみたいで、良亮くんが戸惑っている。
そんな良亮くんが何だか少し可愛く思える。

｢お前も行くんだよ？｣
｢えー｣

動きたくないよー⊂⌒っ´ω`)っ

｢オフの日に早起きするなんて珍しいんだぞっ！ほら、早く！！｣

嫌がる私を良亮くんはグイグイ引っ張る。
最初は抵抗していたのだけれど、良亮くんの根気に負けてしまった。

渋々、服を着替えて軽く化粧をして出かけることにした。